清里ミーティング

ワークショップ

*2023/11/17更新!
清里ミーティングでは主催側で企画したプログラムの他に、参加者がワークショップを企画・実施し合いながら、お互いの学びをつくっていきます。自分で実施することで、さらに活動を成長させるためのフィードバックが得られたり、多くの参加者とつながることができます。

実施ワークショップ一覧

ワークショップ紹介

12月2日(土)7:00~8:00(早朝ワークショップ)

渡り鳥に出合おう!

少し寒いかも知れませんが、冬も元気な野鳥を観察して、元気をもらいましょう。ロシアから飛来した冬鳥にも出合えるはずです。
定員:15名
実施者:安西 英明(公益財団法人日本野鳥の会)

清里朝さんぽ

八ヶ岳ブルーの青空の下、朝日に包まれながらキ-プ協会のレンジャーとお散歩します。清里の自然と朝の澄んだ空気で、ゆっくり朝を過ごしましょう。
実施者:公益財団法人キープ協会 環境教育事業部

馬の暮らし型の環境教育〜ホースセラピーと発達凸凹の子どもたち

三陸駒舎では、馬3頭と築100年を越える古民家で暮らしながら、発達障がいなどのある子ども達にホースセラピーを届けています。現在では、毎月のべ200名程の子どもたちが利用しています。
三陸駒舎の取り組みを紹介しながら、動物の力に頼った環境教育、発達障がい等を抱える子ども達に向けた取り組みのポイントについて、皆さんと考えたいと思います。
実施者:黍原 豊(三陸駒舎)

12月2日(土)9:30~11:30

「生物多様性×自然学校」を考える

日本における「自然学校」は、1980年代以降、自然体験を学びの中心においた民間の学び舎として各地に設立されはじめました。この動きはその後、全国各地に拡がり、現在は持続可能な社会の実現に向けた教育実践に取り組む拠点・組織であるという社会的な評価と期待がなされるようになってきています。
このワークショップでは全体会の議論をふまえながら「ネイチャーポジティブ(自然再興)」の達成にむけて自然学校が果たす役割について、自然学校の研究と実践に長く関わってきた二人のJEEF理事がワークショップを展開します。
実施者:西村 仁志(広島修道大学人間環境学部)、辻 英之(NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター)、松尾 章史(NPO法人ホールアース自然学校)

第一回おうち自然学校全国フォーラム!

「すべての答えは、おうちにあった!?」去年の清里ミーティングでふってわいた「おうち自然学校」というキーワード。ピン!ときた4人が、フルリモートでの1年間の準備期間を経て、それぞれの事例を持ち寄りながら更なるネットワークづくりを求め、地域や血縁を超えた親戚づくりをスタート。これからの日本型環境教育をおうち(足元のくらし)から模索しましょう。
#自然育児難民#教育移住#居場所作り#フリースクール#ホースセラピー#アーバンおうち自然学校
実施者:鈴木律子(ぐらいん屋)、黍原豊(三陸駒舎)、上田桂(Donan自然学校)
定 員:15名

竹を使って手作りまきすを作ろう♪

東京都檜原村で地域おこし協力隊をしている齊藤隼人(はやとん)です。
昔は生活のあらゆる道具に竹が使われていました。しかし現在は、安く大量に生産できるプラスチック素材の道具があふれています。成長が早い竹を利用してきた生活は、まさに持続可能な暮らしであると感じています。
2年ほど前、地域のおじいちゃんと一緒に、門松を作ったことをきっかけに竹に興味をもつようになりました。野外で竹筒ご飯をしたり、竹で箸や灯篭、かごを作ったりと最近竹にはまっています。今回は、竹を割ったり剥いだりしながら細くして、まきすを作ってみたいと思います!年末の巻き寿司作りに、手作りまきすを使ってみませんか♪
*参加される方は「軍手」をお持ちください。
実施者:齊藤 隼人(檜原村地域おこし協力隊)
定 員:25名

12月2日(土)13:30~15:30

知っておきたい生物多様性の基礎、基本

そもそも生物とは?命とは?多様性とは?
ネイチャーポジティブの基本「生物多様性って何?」を学ぶ時間です。
野外の生きもの観察と座学から、基礎・基本の知識を共有します。
実施者:安西 英明(公益財団法人日本野鳥の会)

学校教育+社会教育=持続可能な社会の創り手となる時間!

学習指導要領の前文で、子どもたちが「持続可能な社会の創り手となる」ことが学校教育の目標に掲げられました。それを実質化するには、そのための時間の枠と、社会教育関係者の参画は不可欠です。どのようにすれば、時間枠の確保が可能になるのか、学校教育と社会教育の合体が可能になるのかを参加者と共に考えます。
実施者:諏訪 哲郎、新井 雅晶、秦 さやか(西田子ども未来研究会)
定 員:25名

隠れて見えないインパクト 気候変動をとめるキーワードを暮らしから探そう

このワークショップは、子どもたちと室内でできる持続可能な暮らしをデザインするためのワークショップです。特定非営利活動法人みっけ(森の学校みっけ)は、地球と子どもの未来をつくるため、様々な動植物が生息する「食べられる森」を作っています。土壌や気候、自然環境や資源を活かした、多種多様な植物が共生する環境を整える時、人と自然が共同創造する森づくりの活動を通して、人間が地球の恵みによって生かされていること、また心が豊かになる暮らしを自分たちで創り出せることを体験的に学ぶことができると信じています。
ただ、1つ1つの暮らしがどれだけ気候変動に寄与しているかは隠れて見えない要素が多いのが現場です。火おこしや魚釣りなど自然体験を重ねたあと、体験した感覚をもう少し活かすと、「ゴミ拾い」や「節水」だけではない「自分たちができる地球に優しいこと」に向き合うことができます。
キーワードを探したり、意味を考えたりしながら、どんな暮らしに変えたら地球に優しくなるだろう?と想像力を働かせてみましょう。
実施者:松岡 美緒(特定非営利活動法人みっけ)
定 員:15名

~インタープリターズガイドブック出版記念~「インタープリテーション」が広げる可能性

「インタープリテーション」は、人と自然・人と人をつなぐコミニュケーションの技術です。今年8月、「インタープリターズガイドブック~意味の探求を促すガイドの技術」日本語版が出版されました。この本は、アメリカの国立公園のレンジャーの教科書ともいえます。
本ワークショップでは、まず、多種多様なインタープリテーションの実践を40年間続けてきた(公財)キープ協会のショートプログラムを体験します。その後、訳者である山本風音さんが、本著作の視点にそって体験を解説。それらを踏まえ、「インタープリテーション」が広げてくれる多様な可能性を模索します。
インタープリテーションは、国立公園やネイチャーセンター、博物館・美術館・動物園や水族館、観光や地域づくりの分野でも広く参考になるアイデアです。
実施者:鳥屋尾 健((公財)キープ協会 環境教育事業部)、山本風音(NPO法人当別エコロジカルコミュニティー)
定 員:20名

12月3日(日)9:30~11:00

体験から始めるネイチャーポジティブ~子どもたちが概念を掴みやすくなる工夫~

サスティナブル、生物多様性、ネイチャーポジティブなど、大人たちが掲げる概念は、子どもたちにとって掴みにくいもの。そこで、JEEFではGEMSという科学と数学の体験学習プログラムを用いて、体験から始める環境教育を実践しています。
今回実施するのは、地球全体を俯瞰するプログラム。りんごを地球に見立て、地球全体の1/4が陸地、陸地のさらに半分は人が住める土地…と切っていきながら、わたしたちが住んでいる土地がどれだけ希少か体験的に気づいていきます。プログラム終了後には、実施のポイントや体験から概念につなげる工夫を紹介します。
実施者:鴨川光、柴原みどり、木村佳葉(ジャパンGEMSセンター)
定 員:25名

ウェルビーイングとSDGs 二つ並べて考えてみよう

SDGsとwell-being。いろんなところでよく聞きます。この2つ、いったいどう関連して、どう結びついて、どう離れているのか。とことん考えてみようというワークショップです。
気になってた、掘り進みたいと思っている、これを機会に学んでみたいという方、参加をお待ちしております。
実施者:菅山リンダ明美((株)ハッピーエンジン)
定 員:25名

見て⭐︎描いて⭐︎楽しむ⭐︎ネイチャージャーナリング

ネイチャージャーナリングを知っていますか?自然をスケッチする手法ですが、ただ絵を描くだけではありません!スケッチをしながら気づいたことや、不思議に思ったこと、思いついたことをスケッチの中に書き込みながら自然を観察する方法です。しかも、ジャーナルという言葉が示すように、日付、時間、場所、天気などの記録も書き添えていくので、スケッチが増えていくと、自分がどこでどんなものを描いてどんなものに関心を持ったかがわかる日記になります。
このネイチャージャーナリングのワークショップでは、この手法の基盤となる考え方のお話しをしてから、実際にジャーナリングをしてみたいと思います。ご興味がある方はぜひご参加ください!
<持ち物など>
・自分が好きな画材(鉛筆、色鉛筆、水彩絵の具、ポールペン等)、スケッチブックもしくはノートをお持ちください。
・屋外での活動になります。防寒着を用意してください。
・下に敷く物があると座るときに便利です。
<参考文献>
事前に興味がある方は、
「見て・考えて・描く自然探究ノートーネイチャー・ジャーナリング」ジョン・ミューア・ロウズ著
が参考になります。
実施者:小林祐輝(静岡県立川根高等学校)、鈴木律子(ぐらいん屋)
定 員:25名

ネイチャーポジティブ x システムデザイン めぐるがみえる南三陸町の適用可能性について

ネイチャーポジティブへ取組むには、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー3つの要素間の関係性を総合的且つ全体俯瞰で捉える必要があります。システムデザインとは、これら3つの要素をシステムと捉え、その要素の持つ意味、価値、目的、機能、ダイナミクス、地域環境、地球環境等、その要因間の関係性を可視化することで、予測させる「トレードオフ」や「シナジー」を事前に予測し、人間の介入ポイントを明確化することにあります。そして、対象となるシステムを創造的にデザインし、プロトタイピング検証を重ねることで実現のための「構想提言」や「アイデア提言」を目指します。
今回のワークショップでは、上記要素の土台となる「システムズエンジニアリング」及び「システム思考」と「デザイン思考」の簡単ワークを体験して頂くと共に「めぐるがみえる南三陸町」の適用可能性についてお話させて頂きます。是非お気軽にご参加ください。
実施者:飯盛豊(デジタルサーフ株式会社)
定 員:15人~20名
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