教員免許状更新講習@学習院大学

参加者からの声

これまでにご参加いただいた皆さまから、お寄せいただいたフィードバックを抜粋してお届けします。

2019年8月開催時

●9月に入ってから、試そうと思った学んだことは、ひととおりやってみました。
KP法は、実践報告のダイジェストバージョンとして、報告の前段としてやってみました。
パワポにくらべ、プレゼンの全体を見渡しながら話ができること、聴衆もそれを見ながら話を聞くだけでなく、関心や論点を探せることなど、プレゼンの共有をしながら討論するのにとても有効です。
●えんたくんもイメージを広げ、アイデアを伝え合うのに一役買いました。
円であることがミソで、生徒も興味津々。難を言えば、学校の教室のデザインがそれに適さず、狭すぎること、机が邪魔になるということ。
●他己紹介も「なりきり自己紹介」というかたちで総合の授業でやってみました。
質問事項に関係性を広げる質問を提示することがミソなのだとあらためて思い、バージョンアップを考えています。
●他にも多々ありますが、何よりも研修の場の参加者が中高教員に限られていないのが面白いと思いました。(個人的に教室から外につながる視点を探しているからかもしれませんが)複数の視点から、また関心、バックグラウンドが異なる異質の交わりで「学ぶ場をつくっている」ことが、可能性と新たな視点を得る魅力のようにも思います。
(東京都 私立高等学校 女性教員 英語)

2019年3月開催時

●日本中から集った意欲溢れる教員と共に熱く過ごした3日間はまさに夢の時間でした。
●学校だけでなく、企業やさまざまな団体からも熱意溢れる優秀な人々が参加され、その方々との交流や議論からも新たな発見や創造への気づきを数多く得ることができました。
(東京都立高校 男性教員 英語)

●これまでも似たような内容の民間セミナーに参加したことがあるが、それらと比べても期待以上に得ることが多かった。
●単に講義だけの講習ではなく、講義+実習+課題+発表というスタイルは教師自身が「主体的・対話的で深い学び」を体験する、つまり「アクティブラーナー」になるのは、他の講習では経験できないだろう。
●新学習指導要領の何がポイントなのかを丁寧に講義してもらえたのは、現職教員として有難かった。
●3日間18時間というまとまった時間、同じメンバーで講習を受けることで、チームとしての一体感のような雰囲気も生まれ、まさに児童生徒の気持ちを体感できた。
●教員以外のメンバーと「社会に開かれた教育課程」や「アクティブ・ラーニング」について率直に意見交換できたのは、他職種連携、他職種協働、チーム学校の実践に結びつくと感じた。教員以外の方々との合意形成の難しさ、おもしろさを体験できたことは、今後の「チーム学校」の実際に役に立つと思われる。
    (神奈川県特別支援学校 女性教員)

●授業で直接活かせるスキルとしては、えんたくんミーティング、KP法、Active Book Dialog などを実際に体験することができた。早速春休み中の部活動にてKP法を用いて生徒に実験報告をさせてみて、大きな手ごたえを感じることができた。新年度の授業でもどんどん取り入れ使っていきたい。
●3日間の講習で、これからの学校の在り方に関しての知識や、授業に直接活かすことのできる様々なスキルを習得することができた。教員免許の更新講習の目的で参加した講習会であったが、更新とは関係のないタイミングでも、ぜひともまた受けたい非常に有意義な講習であった。
    (東京都 私立中学高等学校 男性教員)

●『えんたくん』では教員外の方々と意見を交わすことができ、凝り固まりがちな『教員』の考えを良い意味で打破できたように感じましたし、それを取り入れての『KP法』は、説明する方法としてこれまでよりもひとつ上のランクに上がれたような気がしました。これらを鑑みて、教員だけが参加者でない講習というものに関して、非常に有意義なものであると感じています。
●教員と一般の方と手を取り合って社会をつくっていくという目標に向かうには、教員自身もこのように外の世界と触れる機会、もっといえば教育に興味がある一般の方と触れる機会を増やしていけたら良いのだと思います。そのようなことを感じ、考えた今回の教員免許更新講習でした。
    (東京都 私立高等学校 男性教員 理科)

●気軽な気持ちで申し込み、受講してみたら、大袈裟ではなく「自分の教師人生を変えてしまうぐらい」の内容でした。8月・3月の2回受講し、他の受講生ともSNSでいまだにつながっていますが、ほとんどの方が、私と同じような感触をもって、現場に帰っているようです。 JEEF主催更新講習の特長を私なりに以下、分析をしてみます。

1.「KP法」と「えんたくん」という教室に取り入れやすいファシリテーションメソッドの理論と実践を3日間じっくりと学べること

 世にある研修にはどれも「教室に取り入れる敷居が高い」面がありました。専門別に方法がそれぞれ確立しており、学校のメインである<教科教育>に取り入れるにはどれも汎用性に欠けるというデメリットがありました。
 しかし、「KP法」と「えんたくん」は、一見「特別な教育意図の見えない」方法に思えますが、実際やってみると、「シンプルだからこそ自由度・応用度が高い、汎用性がある」「複雑なICT機器が操作できなくても取り入れられる」というメリットがあるのです。
 この方法は、「いつでも」「どこでも」「だれでも」実行できる方法で、書籍にもあるように「教育現場に革命をもたらす」ような方法と言って過言ではありません。

2.「KP法」「えんたくん」導入の効果

 私も受講後、授業にさっそく導入してみました。以下の効果を感じました。
 1時間の授業内、単元内、学期内、年間の授業設計において「メリハリ」がついた。
 特に、講義型授業では、教員側も生徒側も「ダラダラ」しがちな瞬間があり、⇒「集中」しない ⇒ 叱る ⇒ 関係性が悪くなる ⇒ 授業の質も低下する、という悪循環があったのではないかと、振り返ることができました。
 導入してみたら、「発想の大転換」ができました。「答えは生徒の中にある」「課題解決の力を信じる」。すると、特に細かい指示・注意を与えなくても、自発的に取り組み、定着の度合いも上がってきました。
 もしかすると、生徒は、もともと「参加したい」「主体的に取り組みたい」「自分の力を伸ばしたい」という思いを潜在的に持っているのかもしれません。その「力」を「効果的に引き出す」方法がこの「KP法」と「えんたくん」です。

3.JEEF主催だからこそ可能にした =多様性をあえてつくりだす講座=

 文科省も学校の外の人材を学校教育の中に入れていこうという方針を出しています。しかし実際の教員の姿は、狭い人間関係の中で、どの地方でも職員室の中で事務仕事、調整業務に追われて、疲弊しています。
 このような状況を考えると、環境教育の実践において豊富な実績を積み重ねているJEEF主催のこの講座の存在意義は大きいと考えます。環境教育は歴史的に、「全方位に開かれている」教育であったし、「排除しない教育」であり「多様性をつくりだす」教育でした。さまざまな人がさまざまな人と交わって「学びあう」。ときには、「子どもが先生」になる。理想的な本来の教育の姿だと私個人は思います。
 その「理想」を「復権」する意味でも、JEEF主催講習が「免許更新講習」になっている意義は大きいです。

4.「教員以外」の受講生をあえて確保する意義 その重要性

 この講座の大きな特長は、「<教員以外の一般市民や保護者>などと、<学校教育や子どもたちについて>、<多様な視点で><多面的に>、意見交換ができる」講座である、ということです。
 「市民との交流機会の少ない教員が、あえて<異業種交流><異文化交流>をする」ということ、そしてそれが「強制的な参加義務がある」講座であることは、大変意義のあることだと私は考えます。
 論より証拠、すでに、「教育を真剣に考える市民と教員のネットワーク」が、この講座から生み出されています。

5.「学校教育3.0」をベースにした学校教育改革

 今回の更新講習の「基調」となったのが「学校教育3.0」(諏訪哲郎・学習院大学教授著)で、学校教育改革において「バイブル」となる「理論的支柱」である、と感じました。
 特に、この著書の中の「歴史的総括」は、正鵠を射ており、現場の実感と見事にマッチしています。そして「持続可能社会型教育システムへ」の展望は、世界中の教育関係者のだれもが共感できる内容だと感じました。

6.まとめ

 以上のような「理論的支柱」を持って、「実務的内容も理論的支柱も」「楽しく」「効果的」に学べる「強制的な参加義務のある」更新講習は、日本唯一だと思います。
 「教員も市民も講師も垣根を取り払って、教育の未来や展望、課題をざっくばらんに、腹を割って話し合う」こんな場が、この講座には確かにありました。
 みんながみんなの「よいところ」を引き出しあっている、「本来の学びの場」が見られる。「熱い学びの場」「日本の教育に展望を感じさせる教員のイキイキとした姿」を見ることができます。
 「教員の限りない学びへの情熱」のために、私はこれからも現場で奮闘したいと思います。
    (埼玉県立高校 男性教員)

2018年8月開催時

●結論からいうとこの講座を受けて正解でした。
  時期も集中して受けられることも条件が良かったのは勿論ですが、なんと言っても講師陣が素晴らしい。
  単なる事務的な、つまらない講義を受けなければいけないんだろうなと思っていたのですが全然違い、とても楽しい時間でした。
 ●今の教育の問題点や方向性も再確認できたこと、どのように変えていく必要があるのかが具体的に理解できました。
  実践的ですぐにできるように練習できること、参加した教員の皆さんとたくさんの意見交換ができ、仲良く楽しく講座を受けられたことが新鮮でした。
  大袈裟ですが、日本の教育の弱点を克服できるヒントがあるようなそんな希望を感じさせてくれました。
 ●ただ聞いてノートをとるだけでなく、積極的で参加型の、考えて表現し伝えるという授業展開をしてみたい、という願いのヒントがありました。
 ●年間の授業全てを切り替えることは難しくても、こういう授業の方法を取り入れられるテーマを作り、私たちの教員の常識の壁を越えていくことが、生徒たちの驚きと歓びにつながる気がします。
 ●この講習に参加してもう一度、一から授業展開を考え直して、未来の日本の宝の子供たちに『響く授業』ができるように、工夫していきたいという前向きな気持ちにさせて頂き、たくさんのギフトをいただける講習でした。
 ●講師の皆様先生方とお会いできたことに心から感謝しております。是非ともこの講習をおすすめします。