事務局日誌 Blog

一週間、マラサリ村にホームステイをしてきました! 2015.07.31

皆さんこんにちは!インドネシア事務所インターン生の野田です。
少し前の出来事ですが、7月の6日から12日までの一週間、
スタディツアーの舞台となるマラサリ村をもっと知るためホームステイをさせていただきましたのでその様子をご紹介します。

今回お世話になったのは、副村長さんのご家庭です。
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お父さんもお母さんもよく笑う朗らかな性格で、それを映したように子供たちも素敵な笑顔の持ち主でした。
日本語の「みかん」という発音が面白いらしく、何かにつけて「みかんー!」と言っては一同で大爆笑をするような明るい家庭でたくさんの幸せを頂きました。

 

さて、今回一番の思い出は、断食を経験をしたことです。
ちょうどラマダン月、イスラム教徒の人々が断食をする期間にお邪魔したので、せっかくならばと私も一緒に断食に挑戦してみたのです。
ラマダンの期間は日が出ている時間に食べ物や水さえも口にすることは出来ません。
そのため朝は2時から4時半までの間に食事を済ませ、夜6時少し前のアザーンという礼拝の呼びかけの放送とともに食事を始めます。

最初は、
「こんなに暑いインドネシアで水も口に出来ないなんて・・・!」と怖気づいていたのですが、
最初から周りに食べ物がないこと、村の人たちが断食をしていることをほめてくれることで空腹が紛れ、そこまで苦しむこともなく一週間の断食生活を終えることが出来ました。

初めての断食で気付いたことは、
断食明け最初に口にするお水がいかに有難いか、ということです。

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食べ物にめいいっぱい感謝することが出来ました。
普段食べるのが好きな私には、本当にお腹を空かせるというのは貴重な体験でした。

また断食以外にも日中には棚田での田植え、畑の草刈り、キャッサバ植え、クルポックというご飯と一緒に食べる軽い食感のおせんべい作りなどをしていました。
下の写真はそのおせんべい作りの様子です。
作っていると自然に人が集まってきてすぐににぎやかになります。

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そして毎日夕方3時から6時はお母さんと一緒にお夕飯作り。
ご飯を食べた後、7時過ぎから約一時間は一家一同モスクでお祈りをするので、
私はそれを横目で見ながら外で子供たちと遊んでいました。
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この一週間で村の人たち、特にお母さんたちがどんな生活を送っているのかを知ることが出来ました。また、この一週間でずいぶんインドネシア語の上達が感じられたこともとても嬉しい出来事でした。

スタディツアーまで約一か月、マラサリ村をもっともっと良く知り、それを参加者の人と共有できたらいいな、と思っています。

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