事務局日誌 Blog

豊かな生活と環境の共生について ~自分の考えとこれから~(市民のための環境公開講座2019) 2019.11.07

損保ジャパン日本興亜環境財団・損保ジャパン日本興亜・日本環境教育フォーラムの3社で共催している「市民のための環境公開講座」。パート2は天気が悪い回もありましたが、3回を無事に終える事が出来ました。受講してくださった皆様ありがとうございました。

パート2では3名の方が「豊かな生活と環境の共生」をメインテーマにお話してくださいました。
第1回:(株)日本フードエコロジーセンター代表取締役の高橋巧一氏から食品ロスをビジネスにすること
第2回:日本植物燃料(株)代表取締役の合田真氏からアフリカの経済・システムの現状
第3回:(株)ラッシュジャパン アースケアスーパーバイザーの窪田とも子氏からプラスチックごみの問題から解決策についてそれぞれお話して頂きました。

~自分の思う「豊かな生活と環境の共生」と現実~
「豊かな生活と環境の共生」とは、「すべての人が平等な生活を送る事が出来、環境に関してたくさんの知識を身に着けることができること」であると私は考えます。
パート2の講義を受ける前は「自分の思っている考えはなかなか現実にするのは難しい事であり、実際に行っている企業や団体はあるのだろうか」という気持ちがありました。

自分はこう思う!!
食品ロス:食品ロス自体はもったいないことであると思うが、処分するという方法しかなく、改善することは難しいのではないか。
テクノロジー:アフリカは環境問題に関してはもちろん教育すら発展途上であるから経済のシステムが整っていないのではないか。
販売方法:入浴剤や化粧品を販売している企業が環境に配慮した販売方法をしていたとしても、プラスチックは使わざるを得ないし、お客さんにまでラッシュが環境に配慮している活動をしているということは伝わっていないのではないか。

今の社会は、利益を求めるため環境問題に非協力的であり、知識もなく環境問題に取り組んでいる「課」などがないと思っていました。しかし、実際には「CSR」に取り組んでいて環境問題に取り組む「課」なども多くの企業にあり、自分の考えが一変させられました。

実際は?
食品ロス:飲食店や工場などでの廃棄になってしまった食べ物を廃棄にするのではなく、豚のエサにすることで経済の循環を発生させている。
テクノロジー:電子マネーによってアフリカの経済の軸を作り、支えている。
販売方法:商品を裸で売る「ネイキッド商品」を作り、ラッシュ内でのプラスチック製品の回収などによるリサイクル循環も行っている。

~未来へ~
例として、「プラスチック製品は使わないように心掛け、使った場合はしっかりリサイクルする」はすぐに実行できるはずです。
第3回の(株)ラッシュの回で海洋プラスチックに関してのお話もしてくださいました。窪田さんがおっしゃった『「やめる」ではなく「始める」から環境を考える・ネガティブにならないように』という言葉が心に残っています。もう「プラスチック0」の生活はできないこの社会だからこそ、自分自身が出来ることを少しずつ実行したいです。
第2回の日本植物燃料(株)の回で合田さんがおしゃっていた『プロジェクトをやるにあたって「本気でやりたい」という気持ちが出たらプロジェクトの8割が完成』のように、プロジェクトにたくさん参加して、SDGsを達成できるような行動をしたいです。

 

2019年度CSOラーニング制度 日本環境教育フォーラムインターン生 久保田翼

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