バングラデシュ・スンダルバンス(世界自然遺産)と対岸を接する農村部で暮らすLoudobe Banishanta中学の生徒たちが描いた自然や観察スポットについてご紹介します。
ここは、Kalir Charと呼ばれ、スンダルバンス(世界自然遺産)に位置する場所です。シカやそれを食べるベンガルタイガーの野生生物が生息する、とても自然豊かな地域です。
スンダルバンスの自然の象徴であるマングローブ林、強いくちばしを持ちカラフルな色をしているキツツキ、そして、サル、カメ、ヘビ等、多様な生き物たちが暮らしています。
スンダルバンスは、バングラデシュで唯一の世界自然遺産で、ラムサール条約にも登録されています。世界最大規模のマングローブと湿地が残るこの地域は、バングラデシュだけでなく、世界から見ても自然環境保全上、重要な地域です。
地域から、そして地球規模の視点からもスンダルバンスを注視していきたいと思います。
文責: 国際事業部 佐藤 秀樹