4月1日から、バングラデシュ・スンダルバンスでの天然はちみつ採取がはじまりました。同日には、はちみつ採取人、政府森林局や同地域の環境保全に関わるNGO等の関係者も集まり、2017年はちみつ採取オープニングセレモニーが行われました。
マングローブを蜜源とする天然はちみつ採取は、同地域の伝統的な産業であり、文化でもあります。この時期には、きれいなマングローブの花が咲き、天然はちみつ採取の季節となっています。
私たちのはちみつ採取人支援事業の50世帯も、昨年よりも5%のはちみつ採取増加を目指して、政府が定めるはちみつ採取時期の5月末日まで、従事しているところです。
昨年、結成した天然はちみつ採取人協同組合(政府公認)の事務所兼倉庫の建設も順調に進んでいるところです。
蜂蜜採取後は、バングラデシュの国内市場にて富裕層や中間層を対象とした蜂蜜商品販売を行い、天然はちみつ採取人の生計向上を目指します。
文責: 国際事業部 佐藤 秀樹