文:岩本 彩夏(インターン)
【事業名】第12期アサヒ若武者育成塾 成果発表会
【実施期間】12月17日(日)
【開催地】アサヒグループホールディングス本社ビル
【主催】アサヒグループホールディングス(株)JEEF
日本の未来・世界の未来を担う世代の一員として負けてられない、私も頑張る! と思うことのできた、刺激ありすぎっ! の第12期アサヒ若武者育成塾でした。
大成長を遂げた若武者たち
寝る間を惜しんで仲間とああでもないこうでもないと話し合い、地元地域で活動するためのアクションプランを作成した8月の夏合宿。その後、成果発表会までの約4か月半で、高校生たちは地元特産の商品開発やイベントへの出店、夏合宿の経験を活かした提案、ホームページの作成やヒアリング等、自分たちの活動としっかりと向き合い、あらゆる行動を起こしました。成果発表会では彼らから次の話が聞けました。
「JA、JAL等の企業、地場産業、地元飲食店の方々、大学生や住民への協力を仰ぎ、サポートして頂いた」「他校とコラボして、活動をより深めることができた」「学校の海外研修で自分たちの活動を発表した」。
一人一人が、地域の課題に向き合い、積極的に行動を起こした結果、たったの数か月でチームだけではなく、地域全体をも巻き込む力を身につけていったのです。
若武者のこれから
成果発表会後、高校生から次のような言葉を聞きました。
- 卒業後は大学へ行き、地域についての研究をより深めていく。
- 若武者育成塾での活動は、後輩に引き継ぎ、継続的なものにさせていく。
- 地元で働いて、地域の魅力を発信し続けたい。
- 将来の夢が決まった。
アサヒ若武者育成塾を通じて、高校生たちの地元に対する愛や何とかしたい! という想いが、より強くなっていることが伝わると同時に、彼らの力によって地域がもっと活気づいていくと確信しました。
第12期アサヒ若武者育成塾はこれで終了しますが、卒業後の若武者たちの活躍を応援し続けたいと思います。また、第1期から第12期、その先に続く新たな若武者が集まり、その後を確認しあえる場を作って頂き、全国に若武者の輪が広がることを期待します。私自身も若武者たちに負けないように、頑張ります! そして、来年度から社会人として活躍していきたいと思います。
参加校とテーマ一覧
- 栃木県立栃木農業高等学校 走れ!とちのうマリアージュ 地域資源を活用した農山村地域の活力向上
- 東京都立大島高等学校 ちゅばき発進 ‼
- 山梨県立甲府第一高等学校 Oh, Dear! Deer!おやまぁ鹿!おお山梨か~
- 岐阜県立恵那農業高等学校 恵那の里山に花咲かみつばち
- 島根県立吉賀高等学校 高津川魅力化計画
- 山口県立宇部高等学校 山口宇部発 ベジ活プロジェクト
- 熊本県立牛深高等学校 「アオサ」で守る“海の青さ”
若武者BLOGで各校が活動の進捗報告をしています!
地球のこどもとは
『地球のこども』は日本環境教育フォーラム(JEEF)が会員の方向けに年6回発行している機関誌です。
私たち人間を含むあらゆる生命が「地球のこども」であるという想いから名づけました。本誌では、JEEFの活動報告を中心に、広く環境の分野で活躍される方のエッセイやインタビュー、自然学校、教育現場からのレポートや、海外の環境教育事情など、環境教育に関する幅広い情報を紹介しています。