JEEFでは、環境ユース海外派遣研修(主催:環境再生保全機構)の運営業務を担当しています。
ここでは研修2日目と3日目の様子をお伝えします!
研修2日目
UNDPインドネシア事務所を訪問しました。
ここはSDGs実施計画を定める大統領決定2017年第59号の策定に大きく関与するなど、SDGsにおけるインドネシア政府と国連との調整窓口として機能していました。
研修ではUNDPインドネシア事務所の概要やSDGs達成に向けた取組について講義がありました。
研修3日目
Borneo ChicとNTFP Indonesiaを訪問しました。
NTFP Indonesiaは持続可能な資源利用の観点から、木材以外の森林資源を利用した生産物(非木材林産物:Non-Timber Forest Products Indonesia)の加工・販売を推進するネットワーク型NGOです。自然資源への依存度が高い中山間村に生活する地域住民に対し、生産加工トレーニングの実施や流通販売のサポートを通して、収入確保の支援を行うとともに、地域の文化や自然環境の保全に向けた取り組みを支援し、環境保全と経済活動の両立を目指した活動を行っています。
また、Borneo Chicは上記NTFP Indoensiaのネットワークから派生し、特にボルネオ島におけるラタン(籐)を利用したバックやマットの生産・販売などを手掛けるソーシャル・ビジネスを実現した店舗です。
研修では、それぞれの取組から自然環境保全と地域住民の生計向上の両立や女性のエンパワーメントの大切さについて学びました。
【過去の日誌】
文責:加藤超大(国際事業部)