~早春の森に触れ、自然と自分の声に耳をすます2日間~
4月14日・15日 キープ協会・清泉寮(山梨県北杜市)にて、キープ協会の小野さん、古岩さんのご協力のもと『森 de リトリート 特別編』を実施してきました。
「健康」の視点で森という場の活用に関心のある方にご参加いただき、座学と実際の森に入っての体験をしていただきました。昼の森では、普段の生活では封印されている感覚を取り戻すべく、木に触れ、葉っぱの匂いを嗅ぎ、鳥の声や川のせせらぎを聞き、自然ならではの色を再発見する。夜の森では、真っ暗な中で更に研ぎ澄まされた感覚とともに自分と向き合います。
極めつきは雨の森でした。ゲスト講師の “はだしの人” 金子潤さんとはだしで雨の森へ。痛さ、寒さを乗り越えた先に感じた土の柔らかさや温かさは忘れることができません。
東京ではすでに散ってしまった桜が咲いており、山に雪が残る清里での2日間。今回も全国各地から森に関わる、森と人を繋ぎたい方々の参加を頂きました。様々なご職業や経歴をお持ちの方が集まり、さながら異業種交流会の様相を呈していましたが、お互いに良い刺激を得られたとの声もあり、よい時間をお過ごしいただけたのではないかと思っています。
今後は、今回ご参加いただいた方からより多くの方々に森の魅力、リトリートの癒しが伝えられることを願っております。
※本事業は、東京マラソン2023チャリティの寄付金で実施しました。
森deリトリート 特別編
誰ひとり取り残さない環境教育を提供するために
文責:中野真里子