事務局日誌 Blog

\短期集中連載/インドネシアから国立公園スタディツアー⑤ 2025.01.30

JEEFでは経団連自然保護協議会からの助成を受け、インドネシアのグヌン・ハリムン・サラック国立公園において「ジャワギボンの保全を目的とした生態調査と環境教育プロジェクト」を実施しています。

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現在、インドネシアのプロジェクトメンバーがスタディツアーのため日本を訪れています!

5日目の舞台は山梨県・清里!🍇
山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンターを訪れました。

まずはスタッフの関根さん、田中さんにセンターの概要と目的の説明を受けます。
お二方ともインドネシア語で挨拶をして下さり、一気に緊張がほぐれました✨

その後は館内をご案内いただきます。
入口のすぐ近くに展示されていた動物のお尻に目を引かれるメンバーたち👀



ただ展示物を並べるだけでなく、ビジターの目を引くアイデアや館内の動線について学んだ一同。スマートフォンにメモを沢山とっていました。館内の見学が終わると、今度は外に出ます🌞国の天然記念物であるニホンヤマネに関するアクティビティを実施していただきました◎グヌン・ハリムン・サラック国立公園にも希少種であるテナガザル、タカ、ヒョウがいるため、これは参考になる!とワクワクしながら臨むメンバーたち☺️まずは夜行性のヤマネの気持ちを体感するため、真っ暗で何も見えない中を歩く体験です💨
うまく進めずケラケラ笑い転げるメンバーたち。楽しみながらも「怖い!」「不安!」という声をあげていました。
続いては冬眠中のヤマネの感覚を体感するアクティビティです。
冬眠中のヤマネと同じ姿勢で冬の寒さにじっと耐えます。


おや・・・?あそこにもヤマネがいるぞ・・・

みんなから遠く離れた場所で冬眠していたのは、JEEFインドネシア事務所のアグスさんでした。葉っぱにくるまり、気持ちよさそうに冬眠しています💤

ヤマネの気持ちを理解した後は、ヤマネの生態や保護のシステムを包括的に学べるやまねミュージアムを訪問します。

やまねミュージアムは、ヤマネとヤマネの暮らす森を通して環境教育・環境保全の提案を行う日本で唯一の「ヤマネの博物館」です。

今日はヤマネになるイエティさん🥰(昨日は🐻でしたね)


展示の流れや手法を事細かに観察するメンバーたち。毎度のことながら質問が絶えません!
動物の展示や情報のまとめ方の良いモデル例を見れたことは、今後ビジターセンターを作るメンバーにとってとても貴重な財産となりました✨

見学後の休憩時間では清里名物、清泉寮のソフトクリームをいただきます。
清里高原の豊かで広大な大自然の中で飼育されるジャージー牛の、有機ジャージー牛乳を使用しているので濃厚で美味しい!みんなペロリと食べきりました🍦

さあ、いよいよ明日は最後の野外研修日です🔥
疲れもたまってくる頃ですが、みなさん元気に学び続けています😊✨

▼山梨県立八ヶ岳ふれあいセンター
https://fureai-c.info/

▼清泉寮
https://www.seisenryo.jp/index.html

▼これまでの活動をまとめた事務局日誌
https://www.jeef.or.jp/blog/

 

文責:小池涼子(事業部第2事業グループ)

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