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2月12日(水)にNPO法人国際自然大学校との共催で【BBQの聖地】で楽しむ、ウェルビーイングアウトドア体験を実施しました。なんともわくわくするタイトルですが・・・どんなことが行われたのかご報告します😊
会場は川崎市黒川青少年野外活動センター。
駅から徒歩3分の好立地で迷わずに到着することができました。
中に入るとさっそく可愛らしいコーヒーカウンターがお出迎え☕
参加者のテンションが上がります🙌
講師を務めて下さるのは、所長の野口透さん(通称:ロバさん)
今回の企画趣旨は「ストレス社会で日々頑張る大人のために、癒しの機会を提供する」というもの。
現代社会は子どもも大人も体験不足であり、自らやってみることで新たな学びや気付き、そして心身ともにリフレッシュできると教えてくださいました。
明るく朗らかな表情のロバさんのお話に、参加者の空気感も一気に和みました😊
とにかくやってみましょう♪ということで、早速外に出ます。
まずは焚火体験のスタートです🔥
火の種をつくるところから自分たちで行っていきます。
まずは麻紐をほぐして、着火させる種をつくります。
そこに登場するのが「ファイヤースターター」
金属同士を擦ることで火花を発生させる道具です。
火花を麻紐の種に当てることで着火します。
焚火体験が初めての参加者の方も恐る恐るトライすると・・・
簡単に火をつけることができました!
この小さな火を安定させるために、「フェザースティック」を用意します。
フェザースティックとは、ナイフで木を鳥の羽のように薄く削り、毛羽立たせたもの。
これを火種に付けることで、炎をより大きくすることができます。
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フェザースティック
さすがは所長のロバさんです。
慣れた手つきであっという間にフェザースティックを作成し、火種を大きくする過程を見せてくれました。
その後はチームに分かれて実践!
みなさん最初は苦戦していましたが、徐々にファイヤースターターやナイフの使い方にも慣れてきて、どこのチームも最終的には火を起こすことに成功していました👏
さあ、火種も出来たところでお待ちかねのBBQに移行します!✨
新鮮なお野菜やお肉を沢山ご用意していただきました🤤
最初に挑戦するのは「ペッパーステーキ」🍖
スタッフの若月さんがお手本を見せてくれました。
味付けのポイントは塩と胡椒を多めに振りかけることです◎
ステーキを焼くのに適している温度は200度。
温度計が無いのにどうやって計るの?と不安な参加者たち。
ご安心ください。なんとロバさんはバーベキューインストラクター上級資格保持者!
「ミシシッピテスト」という、手でおおよその温度を計る手法を教わりました。
焼き網の上20cm程度の所に手をかざし、「ワンミシシッピ、トゥーミシシッピ、スリーミシシッピ・・・」と、カウントします。トゥーミシシッピかスリーミシシッピあたりで限界だと、200度以上の高温になっている証拠。
実際に計ってみる参加者のみなさん。
JEEFスタッフの小池は「ミシシッピ」をどうしても噛んでしまうので皆さんの雄姿を陰から見守っていました。笑
さあ、良い火加減になったところでお肉投入です!
丁度いい火加減!塩と胡椒を多めにふったお陰でしっかり味が付き、味見の手が止まりませんでした。その後は野菜の焼き方も教わり、さっそくチームで実践です。
参加者の皆さんの飲み込みの早いことったら!
ミシシッピテストを早速実践され、お肉も野菜もしっかり火を通しておいしくいただきました。
デザートは焼きマシュマロをクラッカーに挟んだスモアサンドです💕
BBQ中は終始笑い声が絶えず、お腹も心も満たされた時間でした😊
さあ、まだまだお楽しみは続きますよ~
続いては室内に移動して珈琲焙煎を体験します☕
コーヒー豆を挽く方はいらっしゃっても、生豆を焙煎するところからやったことのある方は少ないのではないでしょうか?
まずは生豆の中に傷んでいるものがないか実際に目で見て確認するハンドピックを必ず行います。
続いて登場するのは焙煎器「いれたて名人」
しばらく火の上で焙煎器をゆすっていると、「パチッ、パチパチッ!」と豆が弾ける音が聞こえてきます。
焙煎前と焙煎後のお豆の違いです。
右側はよく見る珈琲豆ですね!こんなに色が付くとは驚きです😲
焙煎する時間によってお豆の色は異なり、煎る時間の短い浅煎りから、真ん中の中煎り、長く煎る深煎りと別れます。
それぞれ酸味や苦みが異なり、自分の好みの味に仕上げることができます😊
さあ、お手本を見たら「自分でやってみる」時間です✨
4チームに分かれて、それぞれの味を追求していきます☕
豆を煎り終わったら、コーヒーミルで豆を挽き、いよいよコーヒーを淹れていきます☕
なんと参加者の中にはプロの珈琲屋さんがいることが判明!!
勉強熱心なロバさんは、ここぞとばかりに沢山質問されていました。
プロの淹れ方を激写中です📷
4チームの珈琲を飲み比べしてみると面白いことに一つとして同じ味はありません。
フルーティーな味わい、苦みとコクの深い味わい、同じ豆なのにそれぞれに異なる特徴が出ており、焙煎を追求したくなる気持ちがとてもよく分かりました☕✨
そしてなんという大盤振る舞い!
実は昔から「焼き芋屋さん」になりたかったというロバさんお手製の焼き芋が登場しました🍠
みなさん、あまりの甘さにニコニコです😊
珈琲と焼き芋のマリアージュ、最高でした!
最後にみんなで「はい、チーズ!」📷✨
心も身体も大満足で終わった今回のイベント。参加者の皆さんからは以下のようなお声をいただきました。
NPO法人国際自然大学校の野口さん(ロバさん)、関口さん、若月さん、スタッフの皆さん、事前のご準備から素晴らしいコンテンツのご提供、
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本企画は、東京マラソン2025チャリティの寄付金により実施いたしました。JEEFでは、様々な形で頂戴したご寄付や会費を活用させていただくにあたり、身体的理由や経済的・地域的な理由などで、これまで私たちのプログラムに参加する機会のなかった方々との出会いの場を増やし始めています。
文責:小池涼子(事業部・第2事業グループ)