事務局日誌 Blog

発達凸凹自然体験教室 なないろの大冒険を実施しました! 2025.03.17

3月15日(土)に静岡県で🌈発達凸凹自然体験教室 なないろの大冒険🌈が実施されました!

なないろの大冒険は、ホールアース自然学校が主催しているプログラムです。

発達障がいを個性ととらえ、その児童と保護者が雄大な富士山麓での自然体験を通じ、相互に新たな一面に気付く機会になることを目指し立ち上げられた活動です。自然の中で、子ども達自身が肌で感じ考え、行動に移すことで自分自身を肯定し、自宅や学校での生活がより快適に過ごせるようになることを願い活動を続けています。

今回の参加者は7家族19名、そこに社会人と学生のボランティアスタッフが加わり、総勢31名とにぎやかなプログラムとなりました🌞

まずはじめに、ボランティアスタッフ間のミーティングを行います。
プログラムの詳細や注意事項の共有を行い、子どもたちを出迎える準備を行いました。

時間になると、参加者のみなさんが続々と集まりはじめました。
緊張して親御さんのそばを離れない子もいれば、早速木や植物に興味を抱き走り回る子もいたりと、ドキドキとわくわくのスタートです!


一日の流れの説明と注意事項の説明を行った後、アイスブレイクゲームを実施します🎵
何回かプチゲームを繰り返すのですが、毎回違う人とペアを組むため大人も子どももごちゃ混ぜです◎
笑い声が生まれ、少しずつ緊張が和んできた様子の子どもたちでした😊

アイスブレイクが終了すると、各チームに地図とヒントの写真が配られます。
今日のプログラムは🌸里山ウォークラリー🌸
地図を見ながら、指定された各ポイントで写真を撮ってくるというものです。


チームの構成は、親子+ボランティアスタッフ1~2名。
ポイントによって得点が異なるため、各チームでどこから攻めるか作戦を立ててからスタートします。

こちらの水源ポイントでは、水の温度は何度か?というお題があり大人も考え込む場面が。
「気温が10度だから、それより低いんじゃない?!」と推測する子もいれば、感覚で「1度!」と答える子もおり、「自分で考えてみる」ということに参加者全員が挑戦していました👏

お地蔵さんのポイントでは、「帽子を被っていないお地蔵さんがある!かわいそう!」と自分の帽子をかぶせてあげる子も。
お地蔵さんの恩返しがありそうですね😊

自分たちが今いるポイントを再確認している親子。
お互いに意見を言い合い、助け合う共同作業で次のポイントを導き出していました👏

実際に自分の足で歩いてみるからこそ、出会えるものや見つけられるものがあります◎
こちらの子は人懐っこい🐶と出会い、とても優しく何度もなでてあげていました😊

お昼休憩は各チーム見つけたお気に入りの場所で!
沢山動いたのでご飯がおいしいです🍙✨


さあ、そろそろタイムリミットが近づいてきました。
各チームしっかり時間を見ており、制限時間内にゴール!すばらしい👏👏👏
一日苦楽を共にしたのでチームメンバーはすっかり仲良しに😊


ゴール後はおわりの会で表彰状授与と、子どもたちと親御さん双方にどんな気付きがあったか発表していただきました。
子どもたちからは「楽しかった!」「最後まで頑張れた」「今日初めて会ったのに友達になれた」といった嬉しい声が✨

親御さんたちからも、「普段はあきらめてしまうのに、最後まで頑張っていた」「こんなに歩けるとは思わなかった」等々、我が子を賞賛する声が沢山でました👏子どもたちがニヤニヤして聞いていた姿が印象的です😊💕

初めての場所、初めての人同士、きっと戸惑うことも沢山あったと思います。
そんな中でも親子で沢山助けあい、ゴールできたという経験はたしかな「自信」に繋がったことでしょう。

子どもたちやご家族が自分自身を肯定し、ご自宅や学校での生活をより快適に過ごせるようになることを願い、継続されている素晴らしい活動です。

ホールアース自然学校のみなさん、ご担当の廣瀬さん、本当にありがとうございました!

🗻 🗻 🗻 🗻 🗻 

本企画は、東京マラソン2025チャリティの寄付金により実施いたしました。JEEFでは、様々な形で頂戴したご寄付や会費を活用させていただくにあたり、身体的理由や経済的・地域的な理由などで、これまで私たちのプログラムに参加する機会のなかった方々との出会いの場を増やし始めています。

取組の詳細はこちら

文責:小池涼子(事業部・第2事業グループ)

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