生物多様性とは

いろんな生きものがいる

私たちの周りには、たくさんの生きものがくらしています。木に顔を近づけたり、草の裏をさがしたり、地面を少し掘ってみたり。たくさんの、生きものの姿を見つけることができるでしょう。 絵本「わたしはなぁ~に?」に登場した、くも、とかげ、ちょうちょ、鳥、もぐら、ばった、草花や木も、そうやって見つけられる、身近な生きものです。
地球上では、まだ見つかっていない生きものを含めると、3,000万種になるだろうと言われています。たくさんの生きものが、暮らしているのですね。
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眠っている下の地面、草むらにも、たくさんの生きものがいます。探してみよう。

生きものは、つながりあっている

鳥は虫を食べ、虫は草花や木の葉っぱを食べます。生きものは、お互いに食べる・食べられるの関係でつながっています。これは食物連鎖と言います。 絵本「わたしはなぁ~に?」で鳥は、バッタに変身したゆうちゃんを狙いましたね。虫をエサにする鳥にとって、バッタはエサなのです。自然の中では、生きも の同士で激しい生存競争が繰り広げられています。生きものは生き残るために、一生懸命に生きているんですね。

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※生きものは、食物連鎖だけではなく、競争(きょうそう)、共生(きょうせい)、寄生(きせい)を通して、つながりあっています。

生物多様性

「様々な生きものがたくさんいて、それぞれが、様々な暮らしをして、お互いにつながりあっていること」を生物多様性といいます。3つ多様性含まれています。

生態系の多様性ある場所に、一まとまりの特徴的な自然があることです。 東京湾の干潟、白神山地のブナ林など、生態系(同じ環境内の、生きものどうしのつながり)は、地域の環境に応じて形成されます。
種の多様性動植物から微生物まで、いろいろな生物がいることです。 地球上には、3,000万種もの生物がいるとされ、多様性を生み出しています。
遺伝子の多様性同じ種であっても、遺伝子のレベルでは違いがあることです。 アサリの貝殻の違いなど、同じ種であっても、地域によって遺伝子集団が異なります。

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私たちが暮らせるのも、たくさんの生きものがいてくれてこそ。


参考・引用

                         

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