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つなぐ!お箸プロジェクト

つなぐ!お箸プロジェクト
~木こり箸ができるまで~

国土の7割が森におおわれている日本。太古から私たちは森からの恵みにあずかり、森とともに暮らしてきました。この豊かな日本の森を50年、100年後の未来に生きる子どもたちに引き継いでいきたい。この木こり箸は、そんな私たちの思いが詰まった箸です。

宮城県大崎市にあるエコラの森。ここはかつて広大なリゾート開発が行われていましたが、バブル崩壊により乱伐された森がそのまま放置され、荒廃した場所となっていました。この森を生き返らせようと現在NPO法人しんりんが森の再生活動に取り組んでいます。メットライフ生命は公益社団法人日本環境教育フォーラムと協働し「100年後に生きる子ども達に感謝される森づくり」を開始。

エコラの森のなかにあるメットライフ財団の森での植林活動をスタートさせました。メットライフ財団の森では、社員が広葉樹を植えています。苗木には野生動物やツルなどの下草から守るため、カバーをつけて保護しています。また、森を再生させるためには、植林して終わりではありません。木々の健全な成長を促すために周囲の雑草を除去していきます。森をもとの姿に取り戻すためには、何十年と継続して手入れをする必要があるのです。

さらに、生育状態が悪い木々を伐採することで、木にスペースを与え、光が十分に当たるようにする間伐という作業はかかせません。間伐材は大切な資源となります。この木こり箸は間伐材のうち、さらに建材として使われない部分を使って作られます。

間伐された木材は製材された後、燻煙(くんえん)という処理を行います。木材の耐久力を高め、防腐や防虫効果をもたらします。燻煙処理した木材を箸の形状に加工します。

そして最後にメットライフ生命社員が仕上げ作業を行います。箸を磨いて、亜麻仁油を塗り、社員一人ずつメッセージを書いたカードを添えて完成です。

50年、100年後のために。緑豊かなこの場所を次の世代へ。この箸は未来に生きる子どもたちに向けた私たちからの贈り物です。

 

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