少し日にちが経ってしまいましたが、9月13日(土)・14日(日)に、株式会社明治さんと共催で開催している親子対象 自然体験プログラム「きのこ・たけのこ里山学校」が実施されました。
きのこ・たけのこ里山学校は小学校低学年のお子様とその保護者の方を対象として、明治のお菓子とたくさんの自然に囲まれた中で1日楽しく過ごしていただく日帰りプログラムです。会場は宮城県仙台市の「泉岳自然ふれあい館」。今年の7月にオープンしたばかりの新品ぴかぴかの施設です!
実施プログラムはJEEFの団体会員・くりこま高原自然学校さんにお願いしました。
まずは、タイトルにもなっている「『里山』知っているよ~!ってお友だちはいますか?」と聞いてみました。手が上がったのは、大人含む参加者40名のうち、ほんの数人。今回のキーワード「里山」とは何か知っていただいた後は、くりこま高原自然学校さんにバトンタッチ。じゃんけん列車、猛獣狩りならぬ「きのこ狩りに行こう!」等の身体を使ったゲームで心も体もほぐします。はじめましての顔ばかりで少し緊張気味だった参加者の皆さんも、一気に仲良しになりました。
ゲームの後は外に出て、お昼のカレー作りをはじめます。初めて包丁を握った子も多かったようですが、親御さんと一緒に包丁を持って、一生懸命ニンジンやジャガイモを切ってくれました。カレーを煮込んでいる間に、いよいよ本日のメインイベント。明治のお菓子を使ったトッピンングの時間です。皆さんがカレーを作っている間にスタッフが焼いておいたホットケーキの上に載せるのは、マーブル、アポロ、きのこの山、たけのこの里…たくさんのお菓子に子どもたちの目が輝きます。ホイップクリームを接着剤にして、自分だけのデザートを作りました。
「可愛い顔ができたね」「きのこの山とたけのこの里で、里山つくりました」「お日様みたい!」あちこちで見せ合いっこしていました。
準備ができたら、カレーと一緒に「いただきま~す!」初めて自分たちで作ったカレーは、子どもたちにとって特別だったようです。4つのお鍋で作ったカレーは、あっという間に空っぽになりました。
午後、親子は分かれてのプログラムです。保護者は施設の中でココアを飲みながら、明治のCSRのお話。その間、子どもたちは森の中を探検しました。子どもたちは森で見つけたいろんなものに、もう夢中! 小さなカエルを追いかけたり、ドングリをたくさん拾ったり、葉っぱをお面にしてみたり。
そして早くも最後のプログラム。探検の後は保護者のいる施設へ戻って、今日のお土産づくりです。くりこま高原自然学校さんが用意してくれたものと、探検の時間に拾ってきた木の枝や葉っぱ、ドングリ、ツルなどを使って、ネイチャークラフトを作りました。中には細めのツルを使って、ブランコを作ったツワモノも。
プログラムのはじめに、昔は薪拾いや、道具を作るための枝やツル、食べるための木の実や山菜など、生活に必要なものをいただくために入る山(森)が「里山」です、とお話しました。今は火をつけるのもボタンひとつで済んでしまいますが、身近に里山は残っています。そのことを感じる1日になってくれたのでは、と思っています。