こんにちは。JEEFインドネシア事務所インターンの菊川です!先日、私たちのフィールドであるマラサリ村にアマチュア写真家の日本人お二方をご案内しました。
このマラサリ村は、JICA草の根技術協力事業の枠組みを通じて、JEEFが持続可能な観光開発の支援を実施している村です。今回はお二人にマラサリ村の観光資源や魅力発見を目的とした、1泊2日のモデルツアーを体験していただきました。カメラを片手に村の散策や、稲刈りの見学、ホームステイを楽しむツアーとなりました。
インドネシアの11月〜4月は雨季。
おおむね午後になると雨が降り、湿度の高い日が続きます。ツアー1日目も夕方の散策中に、突然の大雨に見舞われてしまいました。
通りかかった家の軒下で雨宿りしていると、その家の子どもが「一緒にあそぼー!」と出てきました。そして、女の子が握っているビー玉の数を当てるゲームが始まりました。
インダちゃん「おねえさん、何個だと思うー?」
女性「えー合計3個?」
インダちゃん「ほんとにそれでいいー??」
女性「うーん、じゃあ5個にする」
インダちゃん「じゃーん2個だけでしたー!!」
30分以上ゲームが続いたでしょうか。
言葉はわからなくとも、童心に返って子どもと通じ合えた時間でした。
さて、翌日、まだ山の空気が冷たい朝の5時。
私たちは朝日を撮影するために、見晴らしのいいお茶畑の丘に向かいました。
夜が明けて、だんだんとあたりが白くなっていったかと思うと、山際から朝日が昇ってきました。
ぐっと明るくなった空に一同大興奮!
ただシャッターを切る音だけが聞こえていました。
アマチュア写真家の女性は「朝日って、誰が撮影しても同じようになるから、あんまり期待していなかったけれど、ここは朝日だけじゃなく霧やお茶畑があってとっても楽しかった!」と声を弾ませて答えてくださいました。
マラサリ村の人懐っこい子どもたちや、霧や茶畑を美しく照らす朝日。お二人のおかげで、またひとつマラサリ村の魅力を発見することが出来ました。