事務局日誌 Blog

インドネシア事務局にインターンとしてお世話になります! 2016.01.08

みなさん、はじめまして!

このたび、12月からインドネシア事務局にてインターンシップ生として10か月ほど活動をさせていただくことになりました、愛媛大学3年の菊川愛理と申します。

私は愛媛県で生まれ育ち、そのまま地元、愛媛大学に進学しました。

趣味は旅行とカメラ。現在は地域の文化に興味を持ち、文化を活かした観光を勉強しています。

 

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前任インターンの野田さん(左)と菊川(右)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、みなさんのイメージする「観光」とはどんなものでしょうか。

観光と一口に言っても、団体でガイドの説明を聞きながら有名観光地をまわるものから、

最近流行りの工場夜景を楽しむ海上クルーズ、

 好きなアニメの背景となった場所を巡る「アニメ聖地巡礼」まで、本当に多種多様なものです。

その中でも私が魅かれる観光の形が「エコツアー」

 

エコツアーとは、自然観察などを楽しみながら、

その土地に存在する生態系を守り、その悪影響を最小限にしようとする観光です。

 

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私はこれまでに何度か大学のフィールドワーク演習でインドネシアと日本の農山村地域に滞在して活動したことがあります。

その際に感じたことは、日本とインドネシア。国は違えど、自然環境はそこに生きる人々の生活のそして、文化のもととなっているということです。

「自然と共生する人々の生活文化ってとっても面白い!」と虜となってしまいました。

そして、いつしか地域の暮らしに根差した文化・景観のすばらしさ、そして、地域が抱えている課題も含めて、様々な発見があるようなスタディーエコツアーをもっと体験してもらいたいと思うようになりました。

 

JEEFインドネシアでは、JICA草の根技術協力事業として

「インドネシア・グヌン・ハリムン・サラック国立公園における持続可能な観光開発を軸とした住民参加型自然環境保全プロジェクト」でエコツアーを行っています。

このプロジェクトのフィールドであるマラサリ村の人々は、村が国立公園に含まれて以降、

森林を切り開き、農地を広げて収入を向上させることが禁止されています。

村人の希望は、原生林を農地にするよりも、エコツアーの実施することで自然を守りつつ、収入を得るということです。

 

JEEFインドネシアのこの活動を知った私は、机に向かっているだけでは分からないこと、実際に最前線では何が起きているのか知りたいと思い、インターンを申し込みました。

これからの約10か月間、JEEFインドネシアでは村にどっぷり入り、がっつり現状やポテンシャルを知って学んで、村のエコツアー事業のサポートが何か出来ればと思っています!

 

私を迎えてくださったJEEFの皆様、マラサリ村の皆様、遠く日本から温かい励ましをくれる家族や友達にこれ以上ない感謝を申し上げます。

そして、与えられた期間を全力で、そして、夢中で走り切りたいと思います。

インドネシアでは前任インターンの野田さんに引き続き、広報のお手伝いもさせていただくので、これから皆様のお目にかかることも多いかと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

菊川

 

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