こんにちは!JEEFインドネシア事務所インターンの菊川です!
JEEFでは2014年からJICA草の根技術協力事業として、グヌン・ハリムン・サラック国立公園内にあるマラサリ村で持続可能な観光開発の支援を進めています。
マラサリ村のあるボゴール県の展示会(パメラン)に参加しました。
今回の展示会(BOGOR Tourism Mart and Expo 2016)では、大型ショッピングモールの中にインドネシア各地の観光地や伝統工芸品、お土産店などがブースを並びました。マラサリ村のブースではマラサリ村の若者とJEEFスタッフが、買い物客にパンフレットを配り、村のツアーパッケージの説明を行いました。同時に、村人のつくったオーガニックのヤシ砂糖やきくらげ、籐(とう)で作られたカバンなどの展示販売も行いました。
マラサリ村は、このショッピングモールのあるボゴール県にありながら、未だ知る人ぞ知るスポット。
ブースに来てくださった方に必ず「マラサリ村ってどこ?」と質問されます。はじめは「ナングン郡にあります。」とそっけなく返していたマラサリ村の若者も、次第に「どこから来られました?…それでしたらあの道をまっすぐ行ってモニュメントのあるところをひだりに曲がって・・・」と少しづつお客様に合わせた説明ができるようになっていきました!
また、ツアーパッケージの料金を聞かれ、はじめは「人数やアクティビティーによります。」言葉を濁していましたが、何度も買い物客に聞かれたことで大体2泊3日ならこのぐらいという話を具体的にできるようになっていました。
他にも県外の観光地が並ぶ中、ボゴール県内で比較的距離が近いということで興味を持ってくださった方もいるなど、前回の展示会よりもたくさんの方々にブースを見ていただくことができました!
途中でまさかショッピングモールが停電してしまうというハプニングはありましたが、何とか2日間のPRが終了!
展示会で実際にお客様にマラサリ村をPRした経験を通して、相手が知りたい情報やニーズ、そして伝え方を学ぶことが出来ました。
最後に、このマラサリ村のブースがBOGOR Tourism Mart and Expo 2016で主催のボゴール県政府から第3位のトロフィーをいただくことが出来ました!
ありがとうございました!