事務局日誌 Blog

バングラデシュ・スンダルバンスでの天然蜂蜜の保全を目指した植林活動を行っています! 2016.09.07

バングラデシュのスンダルバンス(世界自然遺産)と対岸を接する農村部の沿岸流域や小学校(50校)にて、現在、外務省から支援を受けている天然蜂蜜収集事業の一環として地域住民を交えた植林活動が行われています。

これまで、マングローブ30,000本やモリンガ(葉をカレーに入れて食べる等、栄養価の高い現地固有種)500本等が、蜂蜜収集人、小学校教員、生徒や父兄等の地域住民によって、植え付けられました。

Tree plantation

また、上記植林に加え、蜂蜜収集人、小学校教員、生徒や父兄等を対象とし、トヨタ環境活動助成プログラムで開発され試行中の「スンダルバンスのマングローブ林と生物多様性保全」の教材を活用した環境教育のプログラムが行われています。特に、天然蜂蜜収集や漁業等の同地域における主産業とスンダルバンスのマングローブ林が果たす役割および同地域を保全・再生していくために必要な行動に関する学習が行われました。

playing ludu playing cards

蜂の蜜源であるマングローブ林の再生・保全やそれに伴う蜜蜂の増加を図る目的から、スンダルバンス沿岸流域での植林活動とその環境教育活動は持続的な天然蜂蜜産業にとって極めて重要です。

今後も、引き続き植林と環境教育活動を継続していきます。

文責: 国際事業部 佐藤 秀樹

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