みなさんこんにちは!インドネシア事務所・インターン生の野田です。
8月24日から26日までの3日間、
フェリス女学院大学のエコキャンパス研究会の皆さまを
インドネシア事務所がエコツーリズム推進プロジェクトを進めているマラサリ村にお連れしてきましたのでその様子をお伝えします。
~1日目~
ジャカルタから6時間の道のりを、インドネシアの町並みやマラサリ村の棚田、茶畑を見学しつつ移動しました。
最後の一時間半、茶畑の中のでこぼこ道をひたすら進み、
「いつまで続くの・・・?」と思うころ、
やっと辿り着いたマラサリ村チタラハブ集落。
ホームステイ先のオーナーが温かい笑顔で迎えてくれ、ほっと一息。
ここでは夜になるほど冷え込み、水も冷たくなるため早めの水浴びを済ませお夕飯を頂きました。
お夕飯の後は矢田さんからJEEFインドネシア事務所の活動とマラサリ村の取り組みについてのレクチャーがありました。
~2日目~
午前中はチタラハブ集落の隣に広がる熱帯雨林へのトレッキングに出かけました。
森までの道では、
シナモン、コーヒー、カルダモン、クローブなどの作物が植わるアグロフォレストリーで
匂いを嗅いだりかじってみたり。
熱帯雨林では、
植物の説明のほかにも
上から垂れ下がるつるを使ってターザン体験をしてみたり、
キツツキや絶滅危惧種のクマタカの鳴き声が聞こえたり、
運よく、オナガザルやワウワウテナガザルに出会うことが出来たり、
普段の生活ではまず出来ない体験が詰まった、まさにアドベンチャーが待っていました!
午後はマラサリ村マラサリ集落に移動し、
村歩きやサンバル(インドネシア料理に欠かせないチリソース)作りを体験しました。
おばあちゃんたちが作ってくれた料理と自分たちで作ったサンバルが並んだら、
みんなで輪になって座ってお待ちかねのお夕飯です!
お腹がいっぱいになったあとは、村でエコツーリズムを進めようと奮闘している村の方々に集まっていただき、村での体験や感想、アイデアなどを共有しました。
~3日目~
この日は朝5時に起床し、ヤシ砂糖を作っている家庭にお邪魔して、
険しい道をかき分けヤシ砂糖の原料であるサトウヤシの樹液を採りに行く作業に同行しました!
エコキャンパス研究会はこれまでにもJEEFと提携し
インドネシアで作られているヤシ砂糖の新しい活用法の考案に取り組んでいます。
具体的には、キャンパス近くにある洋菓子屋さんと協同でクッキーやケーキ、ジェラートなどの商品開発をして下さっています。
普段使っていたヤシ砂糖が出来る工程を実際に体験することで、
ヤシ砂糖のへの理解を深めていただくことが出来ました。
また、木を切るだけではない森の恵みを使って生活をしている人たちと触れ合うことで
数字だけでは知ることのできない森を守る意義を感じて下さったと思います。
最後になりますが、
インドネシア事務所が企画中のスタディツアーのご紹介です!
今回フェリスの学生さんが体験したプログラムをさらに充実させたプログラムをご用意しています(*’▽’)
普通のツアーでは絶対にできないディープな体験がここに詰まっています。
多くのご応募お待ちしています^^
詳しくは以下をご覧ください。
HISとの特別企画「エコツアープログラム開発を学ぶインドネシア6日間」の旅