こんにちは!CSOラーニング生の大塚です。
11/12(木)-16(月)の5日間、JEEF主催の清里ミーティングに学生ボランティアとして参加してきました!
2015年のテーマは、地域にスポットを当てた「地域をつくる環境教育」。
清里の山で過ごした、ちょっぴり寒い、とても濃密な5日間でした。
ボランティアとして清里ミーティングを裏側からサポートしつつ、「環境教育」について考える良い機会となりました!
環境教育界の一大イベントということもあり、まず圧倒されたのは参加者の多様さです!
生涯日本の環境教育を引っ張ってきた大御所の方、地域や環境を専攻する学生、環境教育に興味を持って間もない方・・参加者総勢174人、たくさんの人が一堂に会していました。年代も立場もそれぞれ異なる人達が同じ目線でさかんに議論を交わす様子は、とても新鮮なものでした!
ここで考えさせられたことは、環境教育とはそもそも何なのだろう、ということです。
というのも、清里ミーティングではトピックとして扱われていた内容も多様で、「地域での教育」や「サステナブル・ツーリズム」、「科学技術との付き合い方」など様々なものがありました。
「環境教育」という分野は「環境」や「持続可能性」を幅広く扱っているのだろうなあとは思いましたが、このトピックの多様さゆえに、その核心に触れるのはきっと難しいのだろうと感じています。
またミーティングの進行を見守る中で、大御所の世代の方々が積極的に自身の経験や知識を共有し、プログラムを引っ張っている場面が多くありました。
上の世代から若い世代に受け継がれた知識は、10年後、20年後の社会に影響を与えていきます。何十年後には、今の若い世代がシニア世代として、同じように経験や知恵を引き継いでいるのだろうな・・と想像していました。
「環境教育」に関する知識を共有しよう、というのが清里ミーティングの目的ですが、こう考えると、このような知識の共有自体もまた一つの「環境教育」の形なのかなと思います。
清里ミーティングのほぼすべてのプログラムに裏方として参加させていただき、とても貴重な経験となりました!
将来自分も参加者として参加し、たくさんの人と環境について語り合いたいな・・と思いを馳せています。