仕事が忙しかったり、疲れていたり、そんな時に飲むと「ホッ」とするのがお味噌汁。
味噌の種類・具材・ダシを自分で選んで、オリジナルの味噌玉を作る「味噌玉保存食づくり」ワークショップを行いました。
このワークショップは、「市民のための環境公開講座」特別講座として実施しました。
講師は一般社団法人くすのき自然クラブ・吹留(ひいどめ)純子さん。味噌ソムリエ・豆腐マイスターの資格を持つ、大豆のプロフェッショナルです!
麹のチカラで大豆が味噌になる過程、味噌の種類や歴史、体への効果など熱い大豆愛を語る吹留さん。種類の違う味噌の試食をはさみ、味噌や大豆にちょっと詳しくなったところで、さっそく味噌玉づくり開始です!
まずは味噌、ダシ、具材を選び、ボウルにあけたら混ぜ合わせます。たくさん用意された具材に、参加者の皆さんはワクワク!ついつい迷ってしまいます。
具材を混ぜた味噌を6~8等分し、さらし布で丸めます。この作業が一番楽しそう!
丸めた味噌玉に、きなこやゆかり、麩、ごまなどをまぶして味付け。カップに載せれば、可愛い味噌玉の完成です!
出来上がったら、試食しながらまとめのお話。味噌玉は昔、戦へ行く兵士の携帯保存食として使われていました。保存食に加工することで、食材を長持ちさせることができます。
日本の年間食品ロスは、お店などから出る業務廃棄量と、家庭から出る廃棄量がほとんど半々だそう。ついつい買いすぎて冷蔵庫に入れたまま、ある日気づいたら奥から干からびたニンジンが…なんて経験、皆さんもあるのでは?
※詳細は「市民のための環境公開講座」パート2のレポートをぜひご覧ください。
食品ロスが起こる要因のひとつが、「食べられる期間が過ぎてしまった」こと。保存食に加工することで、食材を長持ちさせ、家庭の食品ロスを減らすことができます。
今回は簡単な味噌玉づくりで、ひとつのアクションができました!
ぜひみなさんも、お宅での食品ロス対策のひとつとして、保存食づくりにチャレンジしてみてください。
環境にもよくて、自分や家族も健康になって、一石二鳥です!
文責:垂水恵美子(事業部コーディネーター)