ユネスコの世界自然遺産とラムサール条約サイトに登録されているバングラデシュ・シュンドルボン(The Sundarbans)を対象とした里山アクションプランを作成しました。
アクションプランでは、これまで、JEEFが現地の協働団体であるバングラデシュ環境開発協会(BEDS)と7年間程取組んできた当該地域で暮らす住民の視点を大切にし、天然蜂蜜採取、漁業、観光等の地域産業の発展と、環境保全を進めていくための具体的な活動を取入れて紹介しています。また、政府、企業、大学、NGO、住民が共同でシュンドルボンのマングローブ林の保全や貧困を削減していくための定期的な意見交換会(フォーラム)を開催し、横断的ネットワークを駆使した効果的且つ効率的な発展と保全を進めていくこと等を盛り込んでいます。
当該地域の課題である貧困削減と環境保全をより促進していくためには、さらなる工夫や努力が求められることから、引き続き良い方策を考えていきたいと思います。
文責: 国際事業部 佐藤 秀樹
▼事業の詳細
バングラデシュ・スンダルバンスの里山保全アクションプラン創出とそのモデルケース構築事業
バングラデシュ国スンダルバンスの沿岸流域保全を通じた零細蜂蜜収集人の生計向上プロジェクト