JEEFでは、環境ユース海外派遣研修(主催:環境再生保全機構)の運営業務を担当しています。
ここでは研修4日目〜6日目に訪問したグヌン・ハリムン・サラック国立公園(以下:GHSNP)の様子をお伝えします!
はじめに、国立公園管理事務所においてGHSNPの概要を学びました。
GHSNPは首都ジャカルタに最も近い国立公園のひとつです。
1992年に国立公園が設置されたときはグヌン・ハリムン国立公園(4万ha)でしたが、2003年に他の地域を含んでグヌン・ハリムン・サラック国立公園(11万34ha)となりました。
面積が広がった結果、国立公園内に多くの集落を抱えることとなりました。現在300を超える集落が存在し、住民との土地利用の合意形成など、管理上大きな課題を抱えています。
このような課題解決を目指し、インドネシアの国立公園の中ではいち早く、地域住民と国立公園の共存を目的に、アグロフォレストリーやエコツーリズムを通した住民参加型公園管理が目指されており、住民と協働の「環境保全モデル村」プログラムなどが実施されています。
また、講義の他にも森の中でのトレッキングや料理づくり体験、ヤシ砂糖づくりの見学など実際のエコツアープログラムを体験しました。
【過去の日誌】
文責:加藤超大