今年の世界環境の日(6月5日)は、ラマダン明けの休日と重なっていたこともあり、バングラデシュ・クルナでは6月20日に関連イベントを実施しました。
今年のスローガンは「Beat the air pollution」です。
バングラデシュでは主要産業であるレンガ製造時に釜から排出される煙や隣国の中国・インドからの影響もあり大気汚染に悩まされています。そのため、行政・企業・NGO・市民が協力して取り組むことが求められています。
イベント当日はクルナ管区長からの挨拶やバナーを使った普及啓発活動、大気汚染に関するレクチャーなど様々なプログラムが実施されました。
また、環境団体及び個人への表彰も行われ、JEEFと協働で環境教育活動を進めているバングラデシュ環境開発協会(BEDS: Bangladesh Environment and Development Society)が、クルナ管区の環境教育・普及啓発部門での環境賞(第1位)を受賞しました。これで5年続けての受賞となります。
JEEFでは、今年度からバングラデシュでの自然体験の普及を目指した活動をスタートさせました。また、その他の活動も随時スタートしていくことを予定しています。
今後もバングラデシュの活動にぜひご注目ください。
文責:加藤超大