損保ジャパン日本興亜・損保ジャパン日本興亜環境財団・日本環境教育フォーラムの3社で共催している「市民のための環境公開講座」。2019年度の全9回を無事に終える事が出来ました。ご来場くださった皆様ありがとうございました。
パート3では4名の方が「伝える・つなげる仕事」をメインテーマにお話してくださいました。
第1回:芸人の滝沢秀一氏がごみ問題の現状と解決策について
第2回:(株)フジテレビジョンCSR推進室部長の木幡美子氏と講談社FRaU編集長兼プロデューサーの関龍彦氏が対談形式でメディアの取り組みの工夫や、メディアの責任について
第3回:(株)朝日広告社 取締役上席執行役員の石田一郎氏がメディアの目的や意図、発信方法などについて
それぞれお話して頂きました。
「伝える・つなげる仕事」と私たちの生活
第3回の石田さんの話からもあるように、SDGsの認知度や取組みは少しずつ浸透しています。それは、インターネットやテレビ、新聞、雑誌による情報発信効果が大きいからです。ITの進化によって情報収集は簡単かつ多くの情報を得ることができるようになりました。
今回のパート3に登壇して下さった4名のような使命感を持って発信を続けて下さった方たちがいたからこそ、より良い情報を入手することができる社会になったのだと自分は考えます。
これからの行動のきっかけへ
SDGsの目標は今の地球の悪い現状を少しでも改善するためにあり、どちらかと言うとネガティブな印象を持っていました。自分が参加した他の企画で、「SDGsのマークを、達成しているものは色付き、未達成なものは白に塗りなおしたら、今は半分以上が白いまま。」とおしゃっていた方がいました。その言葉は自分は印象に残りました。
第2回の関さんがおっしゃった「SDGsは地球からのポジティブな宿題」のように、SDGsのマークをカラフルにする(=達成する)ためには、皆がポジティブに活動することが必要であると思います。
また、今の地球に多くの環境問題が存在している理由は、私たちが地球の資源をたくさん使っているからです。だからと言って、未来の地球で天然資源の使用をゼロにすることはなかなか難しいので、これからは使う量を少しずつ減らさなくてはいけないと思います。そのためには、メディアという媒体を用いて、その重要性を伝え、正しい情報を得ることが大切になると思います。
他にも、第1回の滝沢さんが「1人1人の力はすごい」「少しずつでも変われば世の中は変わる」とおっしゃっていたのも印象に残っています。まずは些細なことから行動を始め、自分が周りの人の影響源になりたいです。また、第1回の滝沢さんがおしゃっていた「1人1人が見本になればいい社会になる」というキーワードを大切に、学生だからこそ出来ること含めて、次の世代の見本になれるような行動をしたいです。
2019年度CSOラーニング制度 日本環境教育フォーラムインターン生 久保田翼