10月16日(土)、尾瀬国立公園にて「教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修」が行われました!この研修は、教員や自然に興味のある方々が、尾瀬に精通されたガイドの皆さんから現地について詳しい解説を受けながら大自然と触れ合うという、非日常的な研修でした。
研修のスタート地点、鳩待峠では寒さに襲われました。上下ヒートテック、上は4枚着るという防御態勢。さらに畳みかける天候の悪さ。雨がぱらつき、霧で視界もかなり悪かったです。尾瀬では木道を歩くことになるので足場の悪さが心配されました。(案の定おおコケした工藤…)
それでも準備体操をして、さあ、研修スタートです!全体が3つの班に分かれ、それぞれの班にガイド役の方が付いています。僕の班のガイド役は“あつ兄”こと斉藤敦さん。陽気なとても楽しいお方で、その笑顔は天候の悪さも忘れさせます!
美しい自然を見ていく中で、興味深い解説も多くいただきました。雪の重さによって曲げられた木の幹、水面に浮いている油のようなものは酸化鉄であること、特徴的な植物の数々etc、
なんと冬の尾瀬では湿原が雪で覆われている期間は木道以外を散策することが出来るのだそう!夏場では行くことができない場所へも行くことができるようです。
今回の研修では尾瀬について詳しくなったことはもちろんですが、この研修を“尾瀬の自然と触れ合う楽しさ”を感じた、でとどめてはいけないように思います。“自然と触れ合う楽しさ”、そして“その楽しさを他者と共有する”ということが大切だと思います。研修が終了した時、参加者やスタッフの皆さんは笑顔でお話しされていました。まるで皆さん、疲れを忘れてしまったようです。参加者の皆さんはこの経験を教育者として、環境に関心を持つものとして他の誰かに伝えていくでしょう。僕も皆さんのように、今回身をもって学んだ“自然と触れ合う楽しさ”を伝え、発信していけるような人物になっていきたいです!
文責:工藤行晴(JEEFインターン生)