3月9日から北海道出張へ行ってきました。出張中は全日晴天に恵まれ、豊かな北海道の自然と生物たちに出会うことができました。
初日は旭川駅にて下車しNPO法人大雪山自然学校の代表理事荒井さん、大塚さんのもとを訪問しました。そこではまさかの、インタープリターとして大活躍されている菊間彰さんにもお会いすることができました。荒井さんからは大雪山の自然や、東川町の地域活動についてお話を伺いましたので、ほんの一部になりますが、写真とともに紹介させていただきます！
北海道東川町にある大雪山はアイヌ語でカムイミンタラ（神々の遊ぶ庭）とも呼ばれていて、その名の通り美しい自然と白銀の世界が広がっていました。そしてその山々の自然は、訪れる方の保全活動や、マナー意識が高いことによって保たれているということを荒井さんのお話から学びました。
また、東川町は「上水道のないまち」として知られており、大雪山の天然水で町全体の生活水が賄われているそうです！何より、そこで暮らしている町民の方々は、自然の恩恵を受ける一方で、自分たちが使った排水などで環境を汚さないようにとの意識から、洗剤などを環境へ配慮したものをセレクトするなどして積極的に環境保護に取り組まれていました。
旭岳ビジターセンターでは大雪山国立公園の自然史や、上記のような東川町の魅力が、わかりやすく解説・展示されています。北海道へ行った際には、ぜひ東川町へ足を運んでみてください！
左側：東川町道の駅にて環境へ配慮した洗剤グッズが販売されていました
中央：旭岳ビジターセンター
右側：エゾモモンガのねぐらと思われる穴を観察するエゾフクロウ（大塚さん撮影）
文責：加藤有美恵
