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2024「王子の森・自然学校」を開催しました! 2024.09.18

8月5日(月)~7日(水)に、2024「王子の森・自然学校」を開催しました。

「王子の森・自然学校」は王子ホールディングス株式会社が主催し、NPO法人ホールアース自然学校とJEEFが共催で実施している環境教育プログラムです。「人・森・産業のつながり」を楽しく学ぶコンセプトのもと、小学校4~6年生を対象に2004年から開催しており、今回で19回目となりました。さまざまな地域の子どもたちに参加していただけるように、Zoomを使ったオンラインで開催しました。

【森のリサイクル編】、【紙のリサイクル編】の2つのプログラムをそれぞれ6回ずつ、合計12回実施し、全国から214名の小学生が参加しました。

プログラムの中では、参加者はワークシートに書き込みながら説明を聞き、クイズで自分の考えを発表したり、木工クラフトや紙すき体験といったワークショップで手を動かしながら、アクティブな1時間を過ごしました。

【森のリサイクル編】は、森の持つさまざまな役割や、森の生態系、森と人との関わりについて学び、王子ホールディングスの社有林(王子の森)の間伐材を使った木工クラフトに取り組みました。
 

【紙のリサイクル編】は、製紙工場で紙を作る過程を通して古紙から紙が再生する流れや分別の大切さを学び、紙すきセットを用いた紙すき体験に取り組みました。
 

プログラムでは社有林(王子の森)や工場で実際に撮影した写真も登場し、多くの子どもたちが森づくり、紙づくりのスケールの大きさに驚いていました。

参加者の保護者に行ったアンケートから、声をご紹介します(抜粋)。

・子供の夏休み中の貴重な学びになり、感謝しています。
・製紙会社に対しての見方が変わりました。日本の豊かな森が守られているのは製紙会社や木材を原料にする企業の皆様のお陰なのだと気づくことができました。
・今回のワークショップは非常に満足度の高い企画でした。工業についてすでに学んでいたのですが、机で学ぶだけではなかなかイメージがつきませんが、キットが届いたときは「これがパルプかぁ」と言っていました。実際の体験につながる貴重な機会をありがとうございました!
・夏休み、塾の毎日でどこかへ遊びに行くことができなかった為、オンラインで学び、体験できる機会をもつことが出来たこと、感謝しております。

ご参加いただいた皆様、見守っていただいた保護者の皆様、ありがとうございました!

【主催】王子ホールディングス株式会社
【共催】JEEF、特定非営利活動法人ホールアース自然学校

文責 小堀 武信(JEEF事務局)

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