森に学び・森で遊ぶ夏休み子どもキャンプ「王子の森・自然学校」
次代を担う子どもたちに、「人・森・産業のつながり」を自然で遊びながら楽しく学んでもらうための、環境教育プログラムです。
王子ホールディングス(株)とJEEFの主催で、全国4か所にて5校を開催。今年で14回目を迎えます。
残念ながら広島校は、7月の豪雨による影響で中止となりましたが、
7月26日~27日は日光校が開催されました。
宿泊拠点は、星ふる学校くまの木。明治時代に開校し、閉校になったあとも、木造校舎をそのままに宿泊や田舎体験のできる施設として、今でも引き継がれているところです。
周囲はたくさんの田んぼやビオトープ、今年の猛暑にはありがたい冷たい水の流れる川。カエルの鳴き声や飛び回るトンボの姿。夕食はみんなでうどんを作り、地元の作物を活かした食文化を体験。自然と人間の営みが共存する“里の暮らし”を体感しました。
自然をいっぱい感じたあとは、いよいよ“産業”のつながりを学びます。
まずは紙すきに挑戦。パルプをすくいながら、滑らかになるように表面をならして、子どもたちの目は真剣そのもの。
紙のつくり方を学んだあとは、工場を見学し、たくさんの人が紙作りに関わっていることを知りました。
王子マテリア日光工場は古紙からダンボールやお菓子の箱などを作っています。なぜ私たちはゴミを出すとき、分別して出すのでしょう?その必要性に気づきました。
日光校は1泊2日での開催となりました。他、北海道校・富士マテリア校・富士エフテックス校は2泊3日で開催し、王子ホールディングスの社有林で木を育てるところも体験します。
「王子の森自然学校・日光校」ご参加ありがとうございました!!
文責:垂水恵美子(事業部)