シゴトCafe 1「山路歩~学習塾でアドベンチャー」を開催しました。
様々な現場で活躍する「シゴト」のプロフェッショナルの話から、参加者自身が新しいキャリアをデザインする視点やヒントを探っていくワークショップ。
誰かに雇われる(仕える)「仕事」から、自分のライフワークとしての「シゴト」への転換。
持続可能な社会をデザインしていくためには、「働く」って何だろうともう一度考えてみる必要があるのではという思いから生まれました。
第1回の講師は、NPO法人体験学習研究会/日能研調査開発室の山路歩さん(あっちゃん)をお招きしました!
講師の山路歩さん(あっちゃん) | アイスブレークゲームで、参加者同士もすぐに打ち解けました。 |
学習塾でアドベンチャー教育に取り組むあっちゃん。キャンプなどの野外教育の手法も取り入れつつ、塾の子どもたちに「自分で自分を育てる」こと、「グループのチカラを活かして学ぶ」
ことの大切さを伝えるシゴトをしています。
趣味はきりもみ式火起こしと公言するナイスガイです。
そんな山路さんのシゴトのキーワードは、「不安定とともにある」。不安ではなく不安定。
安定するために仕事をするというイメージがある参加者にはちょっとびっくり。比喩となるアクティビティをみんなでやりつつ、不安定な中、自分で答えを探っていく感覚を味わいました。
感想を話し合い、共有します。 | 「不安定」を味わうアクティビティで真剣に考え込む参加者。 |
最後のふりかえりでは、「もっと仕事のことについて話が聞けるかと思って来たが、自分のことについてふりかえる機会になっていい意味で裏切られた」という意見も。それに対して、勤続20年以上のベテラン教師の参加者からは「安定したいという思いで仕事をしてきたが、
その価値観はだんだん変わってきていると改めて感じた」との声もありました。
安定は、安定していたいと思う人の心が枠を制限したときにできるもの。私たちは大地を見て
安定しているというかもしれないけれど、地球自体はものすごいスピードで回転している。
きっと仕事もそうで、大きな視点で見ると常に変化と成長のプロセスにある。
そんなことを考えた2時間でした。
次回は7月中旬に開催予定です!続報をお待ちください。