
2025年3月2日(日) 東京マラソン2025が行われました。
JEEFは2021年から寄付先団体として参加してます。
大会当日の沿道での応援、大会前日まで3日間東京ビッグサイトで開催される東京マラソンEXPO 2025において、寄付者と交流の機会をもち、感謝を伝え、寄付活動の報告を行いました。
今大会は一昨年までJEEF職員であった清水誠二さんがチャリティランナーとして参加、ランナー・事務局両方を経験したからこその東京マラソンへの想いをお聞きしました。
■清水誠二さんインタビュー
- 東京マラソン2025完走、おめでとうございます。
ありがとうございます。人生で一度は走ってみたかった東京マラソン。残念ながら30km以降は歩いて楽しむ時間になってしまいましたが、スタートからフィニッシュまで終始お祭りムードで、春の陽気を浴びながら爽快な気分で完走することができました。
- 清水さんはJEEFが東京マラソンの寄付先団体加入申請の時から担当であったとのことですが、JEEFが東京マラソンに関わるきっかけを教えてください。
NGOとして行政や企業との協働事業が重要なのは言うまでもありませんが、JEEFの事業構造において、当時(私が在籍していた頃)は行政との協働に過度に依存し過ぎているのではないかと少なからず感じるところがありました。
財政面において行政や企業に依存することなく、また行政や企業の意向に左右されることなく、JEEF独自でやりたいことを自由にやれる環境を作れないか、そのための十分な財源を継続的に確保することができないものかと模索している中で、運良く東京マラソンのチャリティに出会えたわけです。
東京マラソン財団とのご縁ができたことで、JEEFの活動・イベント参加対象者の幅も広がり、寄付金活用事業に取り組んでいく中で、職員のモチベーション向上にもつながっていたように感じます。
現在、まだまだやれることはたくさんあると思います。十数名いる職員の一人ひとりが、それぞれにやってみたい事があると思うので、「誰ひとり取り残さない」と言う趣旨のもとで、遠いどこかで待っている誰かのために企画力を発揮して、JEEFの環境プログラムに参加できる機会を提供し続けていただけたら嬉しいです。活動レポートを楽しみにしています。
- 寄付金活用事業の報告書である「NEWS LETTER」を毎年発行してます、プログラム参加者の実際の様子を寄付者の方々に感じていただくことができると思います。 実際に寄付をして走るという事にどのような意義を感じていますか。
寄付を通して東京マラソンのようなお祭りイベントに参加することで、自分自身の幸福感が増します。また、今の自分にはできない活動、取り組みをJEEFに託して実践してもらうことで、間接的な満足感も得られます。
また、今回のマラソンでは、私の母の闘病・リハビリに大変お世話になっている医師や看護師、介護士等の方々への感謝の思いを胸に、「ありがとね」と呟きながら走っていました。また、自分自身が健康で走れることにも感謝。長い距離を走ったり歩いたりしている間に、沿道応援や給水地点でのボランティアさんの様子を見ていると、自ずと感謝の気持ちが湧いてきます。そんなことを帰宅してから、母に話すこともできました。寄付することによって東京マラソンを走る仕組みに改めて感謝です。
- 自分のためだけではなく、家族や周りの方々への感謝を感じながら走るというのは素敵ですね。「走れる幸せを誰かの幸せにつなげよう」東京マラソンのチャリティへの想いに通じるところがあります。今大会、寄付先団体のホスピタリティで良かったことは?
EXPO会場のブースや大会当日のチャリティラウンジで、スタッフの方々と対面でお話しできたこと。また、30km付近では沿道応援チームの姿も見えてとても励みになりました。しばらく遠出や外出する機会が無かったので、東京マラソンEXPOと大会当日の2日間は大変楽しい時間となりました。
- JEEFも東京マラソンEXPOや沿道応援でチャリティランナーに感謝をお伝えするべく、毎回試行錯誤しています。寄付先にJEEFを選んで、東京マラソンを走ってよかったと思っていただけるよう頑張ります!ありがとうございました。
©東京マラソン財団
■これから
10月には東京レガシーハーフマラソン2025が開催予定です。JEEFも寄付先団体として参加いたしますのでご支援よろしくお願いいたします。
日本環境教育フォーラムでは皆様からいただいた寄付金を「誰ひとり取り残さない環境教育・自然体験」を提供することに使わせていただいております。日常生活・社会生活を営む上で困難や課題、心配を抱える方々にも目を向け、質の高い環境教育プログラムを実践・推進していきます。
文責:中野真里子(総務部)