SDGsという言葉はベトナムの大学でも聞いたことがありましたが、実際に行動を起こしたり、講義を受けたりしたことはありませんでした。
しかし、JALスカラシッププログラムに参加して、SDGsに興味を持つようになりました。そのため、今日の講義は本当に有意義だと思いました。
講義の途中、4人ずつのグループに分かれてアイスブレイクをした時に、講師の方がSDGsと聞いて何を思い浮かべるかを聞いてくれました。私は、講義や実際の行動に参加する機会があったので、ジェンダー平等、つまり目標5「ジェンダー平等と女性支援」に興味があります。
SDGsの達成度ランキングを見せていただいたところ、2024年の日本は世界18位で、2030年の達成可能目標のうち「男女共同参画」はかなり改善されているとのことでしたが、実際にどのような点が改善されているのか詳しく知りたいです。
また、SDGsの目標に向けたボランティアや住民の行動についてもお話をいただきました。やはりSDGsを達成するためには、企業や団体だけでなく、社会全体一人ひとりの取り組みが必要です。また、SDGsについてだいたい理解はしていても、実際にどのように行動すればいいのかが曖昧な人も多そうです。
そこで、「自分と社会課題とのつながりを考えるワーク」というアクティビティで、自転車や洋服、ハンバーガーなど、たくさん生産や利用することで、どんな問題や現象、あるいはその解決策が起こりうるかをグループで話し合いました。シニアの参加者の方々の発表を聞くことで、SDGsについての知識、SDGsの目標達成に向けた実際の行動、SDGsに対する感想など、みなさんのSDGsに対する理解を深めることができました。
文責:グエン・ティ・タン・ホン(JAL財団インターン生)