【開催日】2014年12月20日(土)
【会場】アサヒ・アートスクエア (東京都墨田区)
【主催】アサヒビール株式会社、JEEF
【協力】アサヒ飲料株式会社、カルピス株式会社、アサヒフードアンドヘルスケア株式会社
【後援】環境省、文部科学省、岡山県教育委員会、岡山市教育委員会、愛媛県教育委員会、香川県教育委員会、日本環境教育学会
2014年12月20日(土)、アサヒ・アートスクエア(東京都墨田区)において、「第9期 日本の環境を守る若武者育成塾」成果発表会が開催されました。
若武者育成塾は、高校生自らが地域の環境課題解決のために何ができるかを考え、実行できる志の高い高校生の育成を目指す環境教育プログラムです。本年度から日本全国の高校生を対象に参加チームを募集し、厳正なる審査を経て7チームの高校生が選出されました。
選抜された高校生は、昨年8月に行われた夏合宿で、現場体験学習を通じ地域の課題解決のために何ができるかを考え、合宿終了後には、各チームが地元地域で実践する環境活動の計画を立て、アクションプランとしてまとめました。
その後、作成したアクションプランに基づいて、各チームが先生や地域の方々と協力し、チームアシスタント(※1)のアドバイスを得ながら、地元地域での環境活動を実践しました。
※1:アサヒグループ従業員の有志ボランティアで構成され、事務局運営支援や各チームのアクションプランの実践サポートを行っている。
本号で報告する成果発表会は、合宿後からの約3ヶ月の間に地元地域で取り組んだ活動の成果を高校生が発表するものです。各チームの発表テーマは表(P20)の通りです。
参加生徒を対象に実施したアンケートでは、「自分たちの活動を色々な形でPRし、楽しんでもらえた時が嬉しかった」「皆が楽しそうにゴミ拾いする姿を見ることができて嬉しかった」等、活動の対象者である地域の方々に参加しいただき、喜んでもらえた嬉しさを感じた意見が多く挙げられていました。
また、一般来場者の方からは、「事前の予想以上に優れた活動を行っていると感じ、今後も継続して活動を続けられるよう期待している」等、様々な成果を出した高校生の努力を称え今後の発展に期待する温かいメッセージをいただきました。
今後も引き続き「若武者ブログ」等を通して活動フォローや交流を継続すると共に、これまでの卒塾生を含む関係者がつながりを持続できるよう検討を重ねていきます。
文責:臼杵裕之(JEEF事務局)
地球のこどもとは
『地球のこども』は日本環境教育フォーラム(JEEF)が会員の方向けに年6回発行している機関誌です。
私たち人間を含むあらゆる生命が「地球のこども」であるという想いから名づけました。本誌では、JEEFの活動報告を中心に、広く環境の分野で活躍される方のエッセイやインタビュー、自然学校、教育現場からのレポートや、海外の環境教育事情など、環境教育に関する幅広い情報を紹介しています。