大阪マラソンは「みんなでかける虹」を合言葉に「チャリティ文化の普及」 をめざし、走る人だけでなく応援する人にも様々な形でチャリティに参加する機会を提供している日本最大級のマラソン大会です。
JEEFの参加型ブース 大盛況!
『大阪マラソンEXPO』は、10月28日(金)~29日(土)の2日間で開催されました。ランナーやその応援の方々と想いを共有できるよう、JEEFは「参加型のブース」を設営。ブースに訪問いただいた方々には、「応援うちわ」や「横断幕」にそれぞれの目標や応援メッセージを書き込んでもらい、記念写真をパシャッ!
また、JEEFの国際環境協力活動の拠点の1つである、インドネシアの森の恵み「ヤシ砂糖」を使ったクッキーの試食や、Gulahe(グラへ)を配布し、事業活動についてもしっかりアピールしてきました。
800枚用意した「応援うちわ」と「メガホン」、そして450個用意した「ヤシ砂糖クッキー」と250個の「Gulahe」は、いずれも2日目15時にはほぼ全数配布終了。20時まで、どうやって場を取り繕うか、頭を悩ませることになりました。
それもそのはず、EXPOへの1日目の来場者は1万4千人。そして2日目はなんと3万5千人人もの方が来場。そのうち、何名の方がJEEFブースを訪れてくれたのか定かではありませんが、とにかく引っ切り無しの対応が続きました。
30日(日)にフルマラソンを走る3名の職員ランナーも既にEXPOで足がパンパンに…。それでも、フルマラソンに向けてトレーニングしてきた方達との交流、そしてお互いの目標を共有し合い、「明日、頑張りましょう!」を合言葉に、どんどん気持ちが高揚してくるのを感じていました。
「大阪マラソン」133万人の沿道の声援を独り占め!
10月30日(日)さわやかな秋晴れの下、車いすマラソンの号砲に続き、9時丁度に3万298名のフルマラソンランナーがスタートを切りました。とはいえ、3万人超のランナーが一斉にスタートを切るため、スタートラインまで到達するのに20分近くもかかるほど!
期待と興奮に胸躍らせ、そしてご寄付等を通じてJEEFや職員ランナーを応援して下さっている方々への想いを胸に、3名の職員ランナーはそれぞれのペースで大阪の街を駆け抜けていきました。
フルマラソン42.195キロ「苦しい」「しんどい」「痛い」…。まさに、その通りのレースでした。でも、不思議と諦めの気持ちはまったく出てきません。絶えることなく、常に沿道の大声援と笑いが背中を押し続けてくれました。その数、なんと133万人!
スタートしてすぐの2キロ地点では、「あとたった40キロやで~!がんばりや~」給食エイドステーションでは、「し~さん! うちのおでん食べていって~」いたるところで、「大阪走ってくれて、おおきに~」の声、声、声!
そして何よりも、各ポイントでJEEFの「のぼり」を携えて応援に駆け回るJEEFスタッフの姿を見つけた時は、どんなに苦しくても笑顔でポーズ! これを繰り返しているうちに、あれあれ、もうすぐゴールやん! そんな感じで、職員ランナー3名ともに無事らくらく? 完走!!
自ら設定した苦難を、自ら1つ乗り越えました!振り返ってみると、3人の共通した感想は、「大阪マラソン、めっちゃ楽しかったね!」これに尽きます。
走ることが、誰かのためになる
JEEFにとって大切な寄付事業であることは勿論ですが、それ以上に、ランナーや応援スタッフそれぞれが、充実感・達成感・清々しさ・感動を味わうことの出来る、とても素敵な3日間となりました!
走ることが、誰かのためになる! 来年もまた、大阪マラソンに戻ってきたい! そしてもっと多くの仲間といっしょに走りたい! だから第7回大阪マラソンでも、寄付先団体に選出されるように挑戦していきます。
文責:清水誠二
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