【事業名】総会・JEEEF設立25周年キックオフ懇親会・ワークショップ
【実施期間】2017年6月23日
【実施地】荒川区西日暮里日能研ビル
6月23日はJEEFにとって例年にない重要な一日になりました。
この時期には、定時社員総会が開催されますがJEEF発足25周年の今年は、総会の前後に重要なイベントを開催しました。
JEEFのビッグデイ:6月23日
JEEFの業績はここしばらく低迷を続けています。このままではJEEFの存続も危ぶまれる中、総会に先立って、JEEF正会員と事務局職員で「JEEFの将来を考える」をテーマにワークショップを開催しました。中野民夫理事のファシリテーションにより、短時間ながらも率直な意見や提案の飛び交う充実したワークショップとなりました。
総会では来賓として環境省の堀内洋国立公園利用推進室室長にご出席いただき、昨年度の事業報告案および決算報告案の審議を行い、全会一致で承認されました。
総会終了後、JEEF設立25周年キックオフ懇親会が開催されました。今回はJEEF正会員の他、普通会員、賛助会員や日頃お世話になっている行政・企業・団体の関係者、JEEFの自主事業である「東京シニア自然大学」受講生やGEMS研修の受講生、さらにインターン経験者などのみなさんに幅広くお声掛けした結果、80人を超える方々にご出席いただきました。
会場にはJEEFが実施しているさまざまな事業を紹介するパネルなども数多く展示し、参加者にJEEFの現状を理解していただけるよう努めました。また、大人数でしたが、川嶋理事長の進行で全員が自己紹介を行い、JEEFらしい交流の場とすることができました。なお、途中平成29年度環境保全功労者として環境大臣より表彰された、阿部治専務理事にお祝いの花束を贈呈しました。
お忙しい中、これらのワークショップ、社員総会、25周年キックオフ懇親会にご出席いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
JEEFのこれから未来ビジョンワークショップ
JEEFとの関わりの古い順に並び、関わりの新旧が均等に分かれるように5グループを設定しました。
1.他己紹介
グループ内で2人組になり、相互インタビューをして他己紹介。インタビュー内容は、①名前、②どこで何してる、JEEFとの出会い・縁、③JEEFのどこが好き?どんな可能性を感じる?、④現状をどう思う?です。
2.えんたくんミーティング
ラウンド1:JEEFらしさ(特徴)・独自の強みは?
- 会員とのネットワーク力
- 幅広い人脈
- 環境省との関係
- 企業との協働実績
- 海外での活動
- コーディネイター業
ラウンド2:これからの社会(2030年を想定)にJEEFが提供できる価値は何?
ラウンド3:その結果、JEEFは社会でこう呼ばれたい(世評)
発表・共有
「JEEFは社会でこう呼ばれたい」について、話し合いの結果を発表し、以下のようなキーワードにまとまりました。
- 地方創生サポートセンター
- 環境と教育の老舗 且つ イノベーター
- 人・環境のハブ
- 地域づくり・人づくりの世界の専門組織
- 価値の伝道師、価値のコーディネーター
- 企業を対象にしたSDGs教育コンサルタント
- リタイヤプランサポート
JEEFのこれからを提案
各々、今日の感想やJEEFへの提案を紙に書いて提出いただきました。
和やか且つ真摯に、真面目に楽しもう!という「参加の心得」のとおり、笑いあり感嘆あり、活発な意見交換の2時間15分でした。
2030年まで何とかJEEFが団体として継続できるよう、まずは今年度、何としても黒字に転じなければいけない、という思いを強くしました。JEEF職員が一丸となって乗り越えてこその未来だと思います。目の前の課題への具体的なヒントもぜひ、会員の皆さまにお寄せいただけたらありがたいと思います。
- JEEFはバードライフ・インターナショナル東京、コンサベーション・インターナショナル・ジャパンとの共同事業として、「SATO YAMA UMIプロジェクト」を立ち上げました。
- 海辺の環境教育フォーラムと、その参加者による協働プロジェクト
- 正会員と職員で JEEFの将来を考える
- ごみ箱に捨てる習慣のない国で(ソロモン諸島)
- ブルーフラッグ認証の取得活動を通じた地域づくり
- パート3:開発途上地域(アジア)の地域デザイン第2回 〜自然の恵みの発掘 商品・ブランド化による 地域づくり!〜
- 目指せ! 日本一楽しいゴミ拾い!!〜 神奈川県江の島での12年間のゴミ拾い活動を通じて 〜
- ウエイスト・ピッカーの能力開発を通じた労働・生活の改善
- 考えるっておもしろいかも!? パート3:第4回なんで手を挙げるの?
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地球のこどもとは
『地球のこども』は日本環境教育フォーラム(JEEF)が会員の方向けに年6回発行している機関誌です。
私たち人間を含むあらゆる生命が「地球のこども」であるという想いから名づけました。本誌では、JEEFの活動報告を中心に、広く環境の分野で活躍される方のエッセイやインタビュー、自然学校、教育現場からのレポートや、海外の環境教育事情など、環境教育に関する幅広い情報を紹介しています。