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事務局長1年生:新型コロナと自然学校 2020.09.29

昨年11月に事務局長に就任した。1年間あっという間だった。特に、新型コロナの感染が日本でも騒がれ始めた2月からは、様々な業務に追われ一瞬で時間が過ぎていった。

新型コロナはJEEFの経営にも大きな影響を与えた。本来であれば、機関紙「地球のこども」のコラムを通じて事務局長としての思いや成長を会員の皆さまに共有するはずだった。しかし、JEEFの運営面でも経費削減を避けては通ることができない状況となり、一時休刊を決断した。機関紙を楽しみにしていた会員の皆さまには心よりお詫びを申し上げます。

そして、新たな情報発信方法として会員専用の本ページを立ち上げることとした。このページでも「地球のこども」と同様に環境教育やサステイナブルな情報をお届けしていく予定だ。もちろん事務局長コラムも定期的に更新していく。次回は事務局長2年生となっているはずだ。コラムの更新を是非楽しみにしていただきたい。(新型コロナ前に執筆し、一時休刊に伴い日の目を見ることがないままお蔵入りとなった原稿のタイトルは「肉体改造」である。落ち着いたら、この記事も公開しようと思う。)

自然学校等への影響調査

そして、JEEFと同様に苦しい状況にあるのが全国の自然学校だ。4月の調査では6割超の団体が法人の経営に影響があると回答した。また、先日公表した最新の調査では7割弱の団体が昨年と比べて売上が半減以上したと回答した。

【2020年9月調査】新型コロナウイルス感染拡大 に関する自然学校等への影響調査

【2020年4月調査】新型コロナウイルス感染拡大 に関する自然学校等への影響調査

「人と自然」・「人と人」・「人と社会」をつなぐ自然学校は廃業の危機に直面している。そのため、JEEFでは「自然学校エイド基金」を立ち上げ、クラウドファンディング を開始した。目標金額500万円は開始1カ月で達成し、現在ネクストゴール1,000万円に挑戦中である。(10/16)

A-port:子どもたちの自然体験を支える自然学校を応援してください!「自然学校エイド基金」

この基金を立ち上げて、プログラムの参加者であったり、元ボランティアリーダーであったりと自然学校を応援したい方々が全国にたくさんいることを知ることができた。私自身にとっても環境教育の道に進む決心をしたのは、自然学校の存在が非常に大きい。たくさんの方々に愛されている自然学校を新型コロナごときで潰す訳にはいかない。まだまだ予断を許さない状況が続くが、今こそ環境教育の力を見せるときである!JEEFとしても全国の自然学校を全力でサポートしていきます!!

事務局長 加藤超大

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