機関誌「地球のこども」 Child of the earth

ミーティング だけじゃないよ!清里高原のお楽しみ 清里ミーティング30th 2017.02.15

例年清里では、10月の中旬あたりが紅葉のピークです。しかし、今年は天候不順からか紅葉のピークが遅れ、奇しくも清里ミーティングの時にピークを迎えました。いつもなら散ってしまっている時期ですが、今年は思わぬ「自然からのプレゼント」となりました。参加者の皆さんは、清里ミーティングだけでなく、紅葉を楽しみに森を歩かれた方も多かったようです。

11月5日の八ヶ岳。開催初日は見事な「八ヶ岳ブルー」となりました。

トレッキングの聖地

清里は「清泉寮ソフトクリーム」が有名。ジャージー牛のミルクから作られた濃厚なソフトクリームを求めて海外からもお客様が訪れるほどですが、それに負けず劣らず、トレイル(自然観察路)も充実しています。

地面にウッドチップが敷かれ、小さなお子様から年配の方まで安心して歩ける「富士山とせせらぎの小径(所要時間:約30分)」、川俣渓谷沿いのダイナミックな景色を楽しめる「渓谷とサワグルミの小径(所要時間:約2時間)」など、様々なトレイルを歩くことができます。

また、清里ミーティングの会場となる清泉寮から八ヶ岳の最高峰・赤岳まで、トレイルがつながっています。正に大人から子供まで、トレッキング初心者の方から登山経験豊富な方まで楽しむことができる「トレッキングの聖地」とも呼べる場所なのです。

「富士山とせせらぎの小径」。コメツガと紅葉

銀世界をスイスイ

この原稿がみなさまの手元に届くころには、清里も雪のシーズンを迎えます。一面銀世界となった清里の景色を眺めるだけでも楽しいのですが、そんな銀世界をスイスイ歩ける「スノーシュー」を体験することができます。清泉寮の向かい側にある「山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター」にて、スノーシューレンタル(有料)を行っており、冬ならではの森の魅力を存分に楽しめます。

最近の私の楽しみは、お昼休みに「清泉寮パン工房」のパンを持ってトレイルに出かけ、森の中でお昼を食べること。これがまた、季節を問わず最高なんです。あ、でも真冬はお昼でも氷点下の日があるので、ちょっと厳しいですね(笑)

清里ミーティング概要はこちら

 

村井 孝一(むらい こういち)

清里ミーティング現地開催事務局。愛知県出身。子どもの頃から生きものが好きで、レンジャーに憧れて、2001年に環境教育事業部の実習生として所属。以降様々な自然学校に所属し、2015年から14年ぶりに古巣のキープ協会へ復帰。

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